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島原市でも震度4。災害と向き合ってきた星野建設が考える、真夏の地震と住まいの備え

島原8月前半.png

島原市でも震度4。災害と向き合ってきた星野建設が考える、真夏の地震と住まいの備え

7月28日の夕方、突然の強い揺れに
驚かれた方も多かったのではないでしょうか。
2026年7月28日午後4時27分
熊本県熊本地方を震源とする
マグニチュード7.1の地震が発生しました。
被害に遭われた地域の皆様には
心よりお見舞いを申し上げます。

島原半島でも大きく揺れ
南島原市で震度5強
雲仙市で震度5弱
島原市では震度4を観測しました。

気象庁は、この地震とその後に続く
一連の地震活動を「令和8年熊本地震」
命名しています。

地震が発生した日の島原市は
最高気温36.1℃、最低気温27.1℃でした。
前日の27日は37.2℃
22日には37.7℃を記録するなど
体温に迫る厳しい暑さが続いていました。
幸い、今回の地震によって島原市全域で
大規模な停電は発生しなかったようです。
しかし、もしこの暑さの中で
電気や水道が止まっていたら
私たちの暮らしはどうなっていたでしょうか。

真夏の地震では
建物の損傷や家具の転倒だけでなく
停電による室温上昇、熱中症、断水
通信手段の途絶など
複数の危険が重なる可能性があります。

今回は、長年にわたって
災害復旧の現場に携わってきた
星野建設の視点から、島原半島の地震リスクと
住まいでできる備えについて考えます。

島原半島は地震と無縁ではありません

島原半島には「雲仙断層群」という活断層が
島原湾から半島を横断して
橘湾にかけて東西に延びています。
この断層群は4つの区間に分かれており
地震調査研究推進本部の長期評価では
それぞれ単独で活動した場合に
マグニチュード7.1〜7.3程度
南西部全体が同時に動いた場合は
マグニチュード7.5程度の地震が
起こり得るとされています。
地震は日頃から備えておくことが大切です。

災害と向き合ってきた星野建設

星野建設の歴史は、島原半島や各地で発生した
災害の復旧と深く関わっています。
雲仙・普賢岳の噴火災害では
島原市や現在の南島原市深江町などが
大きな被害を受けました。
星野建設は災害発生当初から
土石流によって流れ込んだ土砂の撤去など
復旧工事に携わっています。
現在も、砂防施設で行われる無人化施工を通じて
地域を災害から守る仕事に関わり続けています。

星野建設は、雲仙・普賢岳の噴火災害だけでなく
諫早大水害、東日本大震災、10年前の熊本地震や
豪雨災害など、県内外の復旧工事にも
携わってきました。
災害が発生したときに
速やかに対応できる技術力と装備を備え
被災した方が一日でも早く安心して暮らせるよう
現場で復旧に取り組んできた会社です。
この経験は、住宅の耐震リフォームにも
つながっています。
星野建設が考える「災害に強い住まい」とは
単に建物を強くするだけではありません。
家族の命を守り、被災後も暮らしを
立て直しやすい住まいに近づけることです。

体温に迫る暑さで停電したらどうなる?

今、島原はまさに危険な暑さが続いています。
気象庁のデータを見ると、地震当日の28日は
最高気温36.1℃、最低気温でも27.1℃までしか
下がっていません。
ほぼ連日35℃前後の猛暑日が続いていますが
先日8月3日には観測史上長崎県内最高気温となる
39.9℃を島原で観測しました。
この状況で怖いのが、地震による停電です。
冷房が止まると、室温はわずか30分で3℃
1時間で5℃ほど上昇するといわれています。
日射の当たりやすい南向き・西向きの部屋では、
思っている以上に早く危険な暑さに
達してしまいます。
加えて、冷房が止まれば除湿も止まるため
室内の湿度は約80%まで上昇しやすくなります。
湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり
体温がうまく下がらず
熱中症のリスクが一気に高まるのです。
2018年の大阪北部地震では
停電中に熱中症で搬送された方が搬送者全体の
37%を占めたというデータもあります。
地震そのものの揺れだけでなく
その後に続く「暑さ」と「停電」の組み合わせが
命に関わるリスクになり得るということです。
さらに、スマホの充電が切れてしまえば
最新の気象情報や避難情報を
受け取ることもできなくなります。
「熱」と「情報」を同時に奪われる状況こそが
一番怖いシナリオだと言えるでしょう。
特に注意したいのは、ご高齢の方が
一人でお住まいのご家庭です。
暑さを我慢し、室温が上がっていることに
気づかないまま体調を崩してしまうケースは
少なくありません。
同居していないご家族がいる場合は
猛暑と停電が重なりそうなときこそ
一本の電話やメッセージで様子を
確認してあげることも大切な備えのひとつです。

今のうちにできる備え、耐震リフォームという選択肢

では、私たちにできることは何でしょうか。
まず家そのものの耐震性については
築年数がひとつの目安になります。
耐震基準は1981年と2000年に改正されているため
それ以前に建てられた住宅は
耐震診断を受けてみることをおすすめします。

耐震リフォームのポイントは大きく2つ。
ひとつは「壁の強化」です。
窓や出入口が多い家は壁の量が不足しがちで
揺れに対する抵抗力が下がってしまいます。
壁の量を増やしたり強度を高めたりすることで
倒壊のリスクを大きく下げることができます。
もうひとつは「屋根の軽量化」です。
瓦屋根は重心が高くなりやすく
地震の揺れが増幅されやすいと言われています。
軽量な屋根材に葺き替えることで
建物全体の重心を下げ
揺れの影響を抑えることができます。

暑さと停電への備えとしては
太陽光発電と家庭用蓄電池を組み合わせて
「電力の自給自足」を目指す
というやり方もあります。
日中に発電した電力を蓄電池に貯めておけば
停電が発生しても照明や扇風機、スマホの充電
といった最低限の電力を確保できます。
また、窓の外側で日差しをカットする
スタイルシェードを設置すると
日射の侵入を8割ほど抑えられ
室温を最大3.4℃下げられるというデータもあり
そもそも室温を上げにくい家にしておくことも
暑さに有効な対策です。
カーテンのように室内側で
日差しを遮る方法よりも
窓の外側で熱そのものをカットするほうが
冷房効率という点でも
効果が高いといわれています。

ちなみに2016年の熊本地震では
九州地方で最大約48万戸が停電し
復旧までに5日間かかった記録も残っています。
5日間、この暑さの中で
冷房なしの生活を強いられると考えると
決して大げさな心配ではないはずです。
備えは「もしも」のためではなく
いつ起きてもおかしくない
「いつか」のためのものだと
考えておきたいところです。

いつくるか分からない「もしも」を
日常でも活用できる備え方が
「フェイズフリー」という考えです。
特別な防災用品ではなく
普段の暮らしで便利に使うものが
そのまま災害時にも活用できます。

例えば、日よけとして開発された
LIXILのスタイルシェードは
エアコンが使えない場合に
日差しから家と家族を守ります。
被災時に増えている車中泊には
カーポートがあると安心です。
日射と熱射から車の高温化を防ぎますが
平常時でも車の劣化を守るだけでなく
雨を凌ぐスペースとして
買い物時や子供の遊び場とし大活躍です。
さらにエコキュートでは
大容量の水を貯水できるため
有事の際には備蓄水として活躍します。

フェイズフリー.png

災害と向き合ってきた経験を、島原半島の住まいへ

災害を完全に防ぐことはできません。
しかし、建物の弱点を知り、必要な補強を行い
暑さ、停電への対策を重ねることで
被害を小さくできる可能性があります。
しかし近年では、避難生活の中での体調悪化や
持病の悪化、慣れない環境での
ストレスなどが原因で命を落としてしまう
「災害関連死」が、大きな課題として
注目されるようになりました。
実際に、災害による直接死よりも
災害関連死の方が多かった災害も
過去には報告されています。
今回お伝えした「猛暑の中での停電」も
まさにこの災害関連死につながりかねない
リスクのひとつです。
地震そのものを乗り越えたとしても
その後の暮らしをどう守るかが
住まいには問われているのです。

星野建設島原店は、これまで培ってきた
災害復旧の経験と、日々の暮らしを支える
リフォームの両方に携わってきたからこそ
「もしも」と「いつも」をつなぐ
ご提案ができると考えています。
地震の揺れが収まった後も
住まいがご家族の命と暮らしを
守り続けられるように。
今回の地震を、そのことを
見直すきっかけにしていただければ幸いです。


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星野建設 島原店

住所:長崎県島原市田町691-1

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