LIXILが開催しております『建設業者さま向けセミナー』の講師を務めておられる
シードコンサルティング 岡田氏に、経営者さまにとって役立つお話を伺いました。

今回のテーマは「決算書の読み方・使い方」についてです。


昨日、
リフォーム会社の経営者向け研修会で
粗利30%⇒35%へ引き上げるには?という話がでました。

そもそも
粗利5%を引き上げるのは容易なことではありません。

皆さんはどう思いますか?

例えば、ある建設業社長が、
現在、粗利30%で営業利益も黒です!と話されたらどうでしょうか?

おそらく、
この厳しい現状の中、利益を残していて素晴らしい!
という方が多いでしょう。

あらためて考えてみたいと思います。

大事なのは、
なぜ35%の粗利を目指す理由があるのか?という点です。
企業として
高収益事業を目指す理由は「三方よし」です。

1つ目は、
社長自身にとって良し
粗利が上がることで、会社の財務状況が良くなり、
負債が減り、自己資本が増えます。
潰れない会社になれば安心です。

2つ目は
社員にとって良し
日本の従業員の給与はこの30年、殆ど横ばい
魅力ある企業になるためには賃上げを実現したい
そのためには、見合う利益を上げる必要があります。
粗利を5%upできれば、賃上げ原資が確保できます。

3つ目は、
日本社会、経済、業界にとって良し
中小企業が稼がないと、日本はますます貧しくなります。
また建設業界にも人が集まらなくなります。
魅力的で将来性のある業界にするために中小企業が稼ぎ、潤う必要があります。

私が高収益事業へシフトしましょう!と、繰り返し伝える意味もここにあります。
社長も社員も報われ、魅力ある業界を創る、
このミッションがなにより大切、強くそう思います。

こんな話を、
自社の未来について真剣に考えたい
そんな真剣な覚悟を持つ人と語りたい
そんな風に考えながらクライアントの社長と向き合っています。

先日、コロナ明けで
久しぶりに訪問した先の社長がニコニコしながら、
「ちょうど決算が閉まって、できたばかりの決算書なんですが見てもらえますか?」
とファイルを渡してくれました。

拝見させていただきます、とパラパラみて、思わずうなりました。

「いい決算書ですね!この時期に、よくぞこれだけ利益が上げられましたね!」

この会社は約20期を迎えるのですが、
昨年度は外部環境の影響もあり、赤字決算でした。

今期はしっかり利益があがるよう取り組まれ、
「今期はだいぶ利益が出そうなので、できれば税金を減らしたい」
こんな風に前回面談で仰っていた社長

私から伝えたのは、節税ではなく利益を出すこと
「社長、今期の決算書はどう締めるのかがとても重要です。
節税など考えず、税金をしっかり払い、自己資本を積み上げましょう。」

そんな経緯もあって、
今回の決算ではP/L、B/Sとも良く整った内容となり、
本当にうれしい気持ちになりました。

そして、この社長に伝えました。
「この決算書があれば、あと1億円は融資を引っ張れます。
いつでもいくらでも借りられる状態は本当に安心です!」

良い決算書とは、つまり、
金融機関が評価する決算書
銀行格付けで高い評価が取れる決算書

以前、この社長は
税金はなるべく払うな!という税理士のアドバイスで、
自己資本比率が低いままでした。

私の役割は
つぶれない、健全な財務、資産価値が高い会社を作ること

そして、
引退の時には社長にしっかり資産を受取ってほしい、そう言っています。

この社長のマインドが大きく変わったのは、まだこの半年くらいのことです。

自分も同じようにつぶれない会社をつくりたい
そんな方は、こちらのセミナーにご参加ください。

▼セミナー開催情報
●日時:2023年8月22日(火)13:00-15:00
※開催日時15分前から受付を開始いたします。
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