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おひさまエコキュートとは?従来のエコキュートとの違いや特長

2001年から販売されている自然冷媒ヒートポンプ給湯機「エコキュート」。
空気の熱と電気によってお湯を沸かす給湯システムですが、2022年から新しく太陽光発電を利用してお湯を沸かす「おひさまエコキュート」が発売されました。
おひさまエコキュートは、太陽光発電をうまく活用することで、従来よりもランニングコストを抑えることができる給湯器です。
今回は、従来のエコキュートとおひさまエコキュートの違いやメリットをご紹介します。

エコキュートイラスト

おひさまエコキュートとは?

おひさまエコキュートは、2022年2月にダイキンが発売したことを皮切りに、各メーカーから販売されている新型のエコキュートです。
従来のエコキュートと仕組みは大きく変わりませんが、太陽光で発電した電気を利用することが前提で、昼間にお湯を沸かす給湯器になります。

従来のエコキュートとおひさまエコキュートの違い

エコキュートは、電気と空気の熱を利用してお湯を沸かす給湯器です。
従来のエコキュートは電気料金の安い深夜の時間帯にお湯を沸かしていましたが、おひさまエコキュートは気温の高い昼間に稼働することで、太陽光発電の余剰電力と高い気温をうまく使い、より少ない電力でより効率よくお湯を沸かすことができます。

また、従来のエコキュートは深夜にお湯を沸かして貯湯タンクユニットに貯めておくため、お湯を使いすぎると昼間に湯切れを起こしてしまい、電気料金が高くなる昼間にお湯を沸かさなければならないリスクがありました。
おひさまエコキュートは昼間お湯を沸かすため、湯切れを起こすリスクは夜中ということになります。

従来のエコキュートとおひさまエコキュートの違い

おひさまエコキュートのメリット

電気代を節約できる

おひさまエコキュートは、太陽光発電の余剰電力を利用して昼間にお湯を沸かすことで、電気代を限りなく減らすことができます。
お天気の悪い日を除き、適切に利用することで電気代はほぼ0円でお湯を沸かすことができるため、従来のエコキュートやガス給湯器と比較して、今までかかっていた電気代・ガス代を削減できます。
また、昼間にお湯を沸かすおひさまエコキュートなら、沸き上げたお湯を最も多く使う夕方から夜までの時間が短く、放熱ロスも低減することができるため、追い焚きする電力も削減することができます。

昼間の暖かい空気を利用できる

エコキュートは、電気と空気の熱を利用してお湯を沸かすため、昼間の暖かい空気を利用することで効率よくお湯を沸かすことができます。
従来のエコキュートは、電気代の安い深夜の電力を利用してお湯を沸かす方式でしたが、太陽光発電を利用することで使用する電気代を低減できるため、効率のよい昼間に沸かすことができるようになり、より少ない電力でお湯を沸かすことができます。

騒音問題の解消

従来のエコキュートは主に深夜にお湯を沸かすため、ご利用の住宅環境によっては、運転音が騒音となってしまう可能性がありました。
研究・開発が進み、運転音が大幅に改善されてきた現在でも、気になる方はいらっしゃるようです。
おひさまエコキュートは主に稼働する時間帯が昼間のため、そうした近隣トラブルとの懸念が解消されます。

災害時に生活用水として使用できる

従来のエコキュート同様、貯湯タンクにお湯を貯める給湯器のため、断水時や災害時には貯湯タンク内にあるお湯を生活用水として使用することができます。
貯湯タンクのサイズも選ぶことができ、300L以上のお湯を常時確保できるため、万が一の事態に対応できます。

太陽光発電

おひさまエコキュートの注意点

初期費用が高くなる

おひさまエコキュートは太陽光発電システムが必須のため、設置されていない方にとっては太陽光発電システムの導入費用がかかります。
また、給湯器だけを比べた場合でも、ガス給湯器や従来のエコキュートよりも初期費用が高くなる傾向にあります。
ただし、ガス給湯器や従来のエコキュートと比較すると電気代を節約できるため、使い続けることで初期費用の差額を回収でき、トータルコストを削減できます。

従来のエコキュート同様のデメリットが残っている

おひさまエコキュートは、基本的に従来のエコキュートと同様のシステムのため、デメリットがそのまま残っています。
貯湯タンクを設置するためのスペースが必要で、貯湯タンクに溜めてから使用するため水圧が弱い傾向にあります。
また、エコキュートの寿命は10年~15年程度のため定期的なメンテナンスやお手入れが必要で、貯湯タンクの周りにもメンテナンスをするためのスペースが必要です。

選択肢が少ない

おひさまエコキュートは2022年にリリースされたばかりのため、まだ取り扱いメーカーが少ないのが現状です。
従来のエコキュートと比べて、貯湯タンク容量の選択肢が少なく、まだ薄型タイプなどもリリースされていません。
今後、ZEHの普及とともに広まっていくと思われます。

関連記事:ZEH(ゼッチ)とは?エコで快適な暮らしに必要な建築基準の定義

太陽光発電

まとめ

おひさまエコキュートは、太陽光発電システムの設置も考えると初期費用は高くなってしまいます。
しかし、電気代が高騰している現在、太陽光発電システムの余剰電力は、売電するよりも自宅で消費する方がお得です。
東京都での太陽光発電システムの設置義務化や、これからのお家はZEHがスタンダードとなることを考えると、今後広く普及するでしょう。
少しでも家計の負担軽減のお役に立てれば幸いです。

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