近い将来と言われる「南海トラフ地震」に備えていますか?
「30年以内に70〜80%の確率で発生」
とされる南海トラフ地震。
被害は広範囲に及び、過去の大地震を
上回る規模になるとも言われています。
実際に国や自治体では、南海トラフ地震を想定した
避難訓練や対策強化が進められていますが、
私たち一人ひとりに求められるのは「自宅の耐震化」です。
昭和56年以前に建てられた住宅は特に要注意!
1981年(昭和56年)6月に「新耐震基準」が施行されました。
それ以前に建てられた住宅(旧耐震基準)は、
大規模地震に耐えられない可能性があります。
もしお住まいが築40年以上の木造住宅で
あれば一度耐震診断を受けてみてください。
耐震性が不十分と判断された場合は
耐震補強リフォームが必要です。
「避難所生活」を避けるために、今できること
大規模地震が発生した際、
耐震性の低い住宅は倒壊や
損壊の恐れが高く、
住み続けることが
できなくなるケースも少なくありません。
その結果、多くの方が避難所
での生活を余儀なくされますが、
避難所生活には以下のような課題があります。
・プライバシーの確保が難しい
・トイレや食事、睡眠環境などの衛生・健康リスク
・高齢者や小さなお子様には特に大きな負担
・ペットと一緒に避難できないケースも
だからこそ、
「住み慣れた我が家で安心して暮らし続けられること」
が、最も大切な防災対策のひとつです。
※鎌ヶ谷市でも耐震リフォーム
の補助金制度がございます!
少しでも興味をもっていただけましたら
お気軽にご相談くださいませ!
鎌ケ谷市木造住宅耐震改修促進事業による補助金交付|鎌ケ谷市ホームページ
+αで安心!今すぐできる防災対策もチェック
耐震リフォームに加えて、
日頃から備えておくことで、
被害の軽減につながります。
家具の固定
・食器棚や本棚はL字金具や突っ張り棒で固定
・冷蔵庫やテレビは転倒防止ベルトで対策
・寝室周辺に倒れる家具を置かない工夫
火災対策
・感震ブレーカーを設置(通電火災の防止)
・消火器の設置と使い方の確認
備蓄のすすめ(最低3日〜1週間分)
・飲料水(1人1日3Lが目安)
・レトルト・缶詰などの非常食
・携帯トイレ、懐中電灯、乾電池、ラジオ
・常備薬、乳幼児用品、高齢者用備品など
安心の住まいは
「建物の強さ」と「日頃の備え」
の両輪で
大きな地震が起きたとき、
「倒れない家」
「燃えない家」
「安心して暮らせる家」
が、家族を守ります。
耐震リフォームはその第一歩。
補助金も活用しながら、
今できる備えを一つずつ整えていきましょう。
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