
住宅にありがちなトラブル&事前対策8選
早速ここからは、住宅に起こりがちなトラブルを未然に防ぐための対策方法について紹介していきます。
フローリングの傷予防にはマットやカバーを
リビングのダイニングチェアや書斎のキャスター付きチェアなど、こういった椅子の脚でフローリングが傷つく被害は非常に多く発生します。椅子は置き型の家具と違い、座ったり立ったりするたびに動かすため、椅子の脚がフローリングと擦れることが床に傷がつく原因です。
予防策としては、椅子を購入したらすぐに椅子の脚を保護することが有効となります。例えば粘着式のフェルトやソックスタイプの脚カバーをつければ、椅子の滑りを保ちながらフローリングには傷がつきません。また、最近では、ダイニングセットの下に透明のチェアマットを敷く方が増えています。
100均やホームセンターなどで手軽に購入できるので、必ず保護するようにしましょう。売れ筋№1のチェアマットは、こちらの会員特典から会員様限定特別価格(最大37%OFF)で購入できます。
また、フロア全体にコーティングをするのもおすすめ。フロアコーティングを施した床はキズや汚れが付きにくく、お掃除も断然ラクになります。ペットがいるご家庭では特に人気で、爪の傷を防止したり、ペットの足腰の負担を軽減するのもポイントです。
排水ホースの汚れは梱包用フィルムを巻く
洗濯機の排水ホースは、掃除しにくい場所にあるうえ蛇腹部分にほこりが溜まりやすくなります。ただし掃除するとなると、ひとつずつ蛇腹部分にブラシをかけなければならず重労働に。
これを解消するのが、宅配の荷物や紙類をまとめるのに役立つ梱包用フィルムです。伸縮性があって巻きやすいので、排水ホースの蛇腹部分に巻きつけて凹凸をなくしておけば、あとは拭くだけのお手入れでOK。掃除の時短になってお手入れも楽になるので、ぜひ活用しましょう。梱包用フィルムがない場合は、ラップでも代用できます。

コーキング部分のスキマ汚れにはマスキングテープ
キッチンや浴室、洗面台にあるコーキング部分は油と混ざったホコリやカビやなどの汚れが溜まりやすい場所です。掃除もしづらく、こびりついた汚れをそのままにしておくと汚れが落ちにくくなるのも厄介でしょう。
このコーキング部分にはマスキングテープを貼るだけで、汚れやカビが直接つかず見た目もキレイ。汚れたらマスキングテープを貼り替えるだけで、テープ自体も100円ショップなどで手軽に購入できるためコスパも優秀です。
今は防カビ剤が入っているものや透明のマスキングテープも販売されているので、水回りに有効活用しましょう。掃除がグッと楽になりストレスから解消されます。

ドレンホースの虫対策は防虫キャップ+配管用パテ
いくら窓を閉めていても、エアコンの排水ホースのスキマから虫が侵入する可能性があります。対策として排水ホースに防虫キャップをつけて対策をしている人がいますが、実はそれだけでは不十分かもしれません。虫はほんのわずかでもスキマがあると、そこから室内に侵入してきます。
徹底的にスキマを防ぐためにエアコン配管用のパテでスキマをしっかり埋めましょう。パテは固まることがないので、スキマに合わせて都度形を整えて封鎖します。

排水口にアルミホイルをイン
キッチンの排水口は水回りの中でもヌメリが気になり、カビも発生しやすい場所です。キッチンは毎日使うものなので汚れやすく、毎回掃除をするとなると手間になります。
そんな排水口掃除を楽にする裏技が、丸めたアルミホイルを排水口に入れるという方法です。アルミホイルには細菌やバクテリアを予防する金属イオンを発する性質があり、淹れておくだけで嫌なニオイやヌメリを防ぐことができます。

トイレのすき間に「防水テープ」
トイレ掃除で大変なのが、床と壁の間やトイレと床のすき間に入り込む尿はねやホコリ。そこで、防水の隙間テープやシリコンテープを貼っておけば、汚れがしみ込まず拭き掃除もラクになります。小さな工夫でニオイ対策にも効果的です。

窓サッシには「ろうそく」
意外とホコリがたまる窓のサッシ。100均のろうそくをレール部分に軽くこすりつけておくと、表面がコーティングされてホコリがつきにくくなり、窓の開け閉めもスムーズに。
掃除の頻度が減るだけでなく、サッシの傷みも防げます。

水まわりの水垢やカビなどの汚れにはコーティング
水まわりの水垢汚れを防ぎ、長期間きれいに保つためには「水まわりコーティング」が有効です。キッチンや浴室、トイレなどをコーティングすると、撥水効果により水垢や汚れがつきにくくなり格段に掃除が楽になります。また、新品のような輝きを取り戻すこともできるんです。
抗菌・防カビ、防キズ効果もあり、費用もリフォームするより安価で行えるので毎日のお手入れを楽にしたい人におすすめです。ぜひ家事の時短のためにも検討してみてください。

まとめ
家のお手入れは「まだ大丈夫」と思ったときにこそ始めるのがポイントです。生活の中に、ちょっとした工夫や裏技を取り入れることで、掃除はラクになり、家の美しさも長持ちします。
10年後に後悔しないために――。小さな工夫と定期的なお手入れを重ねて、大切な住まいを守っていきましょう。
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