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水筒ちゃんと洗えてる?カビが潜んでるかも!正しい洗い方と注意点

 

水筒、きちんと洗っていますか?

使い終わった水筒、しっかり洗えていますか?洗っているつもりでも、茶渋やスポーツドリンクの糖分が残っているかもしれません。特に、口をつけるパーツやパッキンの裏側などにはカビが発生しやすく、目に見えない黒カビや雑菌が繁殖しているケースも珍しくありません。

小さなお子さんが使う水筒なら、なおさら注意が必要です。免疫力がまだ不安定な時期なので、少しの菌でも吐き気や下痢、咳など体調を崩す原因になってしまうかもしれません。

水筒は「密閉容器」でありながら、「水分」と「温度」というカビが好む条件がそろいやすいアイテムです。特に以下のような使い方をしていると、カビが発生しやすくなります。

 

【カビが発生しやすい使用状況】

☑使用後すぐに洗わず放置している

☑分解せずにざっくりとしか洗っていない

☑パッキンやフタの細かい部分を洗っていない

☑自然乾燥で湿気が残ったまま収納している

☑甘い飲み物を入れている(糖分がエサに)

 

水筒のお手入れ方法

水筒はただ「中をすすぐ」だけでは清潔に保てません。以下の手順で、すみずみまで洗うことが大切です。ここからは、水筒を清潔に保つための基本的な洗い方から、気になる部分のお手入れまで、紹介していきます。

 

基本の洗い方

①.分解する

パーツはできるだけ細かく分解しましょう。特に、フタの内側・パッキン・ストロー部分は要注意です。

 

②.中性洗剤と専用ブラシで洗う

ボトルの内側はボトルブラシで、口部分やパッキンは細いブラシや歯ブラシを使いましょう。ボトルブラシがない場合は、菜箸にスポンジを付けてゴムで固定することで代用できます。

※金属製ボトルには漂白剤や塩素系洗剤はNG。素材によっては劣化や変色の原因になります。

 

③.お湯でしっかりすすぐ

洗剤が残らないようにしっかりとすすぎましょう。ぬるま湯の方が油分も落ちやすくなります。

 

④.完全に乾かす

水気をよく切り、逆さにして風通しの良い場所で完全に乾燥させましょう。パッキンや細かいパーツも忘れずに。

 

ストロー付き水筒の場合

細いストローの中までしっかり洗うのはなかなか大変ですよね。そんなときに活躍するのが、急須の注ぎ口を洗う専用ブラシ。ほどよい硬さの毛先が、ストローの内側についた汚れをしっかりかき出してくれます。

100円ショップでも手に入るので、ひとつ持っておきましょう。もし見つからない場合は、泡タイプの食器用洗剤をストローの中に吹きかけて、しばらく置いてから水ですすぐ方法でもOKです。

 

黒ずみ・カビがひどい場合

パッキンやフタのすき間は、湿気がたまりやすくカビが発生しやすい場所。しかも、普通の洗剤ではなかなか落ちにくいのが厄介です。そんなときは、塩素系漂白剤を少し含ませたキッチンペーパーで黒ずんだ部分を包み、10〜15分ほど放置してみてください。そのあと、よく水で洗い流せばきれいになります。

それでも落ちない場合やゴムが変色・劣化している場合は、思い切って水筒ごと買い替えたほうが安心です。

 

茶渋汚れ・着色汚れ

麦茶やスポーツドリンクなどを入れていると、水筒の内側にうっすら色がついてきます。いわゆる「茶渋汚れ」や「着色汚れ」です。普通のスポンジではなかなか落ちないため、重曹をぬるま湯に溶かしてつけ置きしてみてください。

水筒に40℃前後のお湯を入れて、酸素系漂白剤または重曹を溶かし30分ほど放置します。そのあとしっかり洗い流せば、汚れもニオイもスッキリ取れます。

 

赤さび、白っぽい汚れ

水筒の底に赤いポツポツがついていたら、「赤さび」かもしれません。これは水道水に含まれる鉄分が原因で発生します。内側に白くてザラザラしたものがある場合は「水あか」で、水分中のカルシウムによるものです。

どちらも、クエン酸を使えば簡単に落とせます。やり方はとてもシンプル。ぬるま湯(約500ml)にクエン酸を小さじ1ほど溶かし、それを水筒に入れて3時間ほど置くだけ。時間がたつと汚れが浮いてくるので、あとはスポンジで軽くこすって、よくすすげば完了です。

 

水筒を洗う際の注意点

水筒の洗い方を間違えると、かえって雑菌が増える原因になることもあるんです。ここでは、見落としがちなポイントをわかりやすくまとめました。

 

食洗機対応か確認する

最近は「食洗機OK」の水筒も増えてきましたが、すべての水筒が対応しているわけではありません。非対応のものを食洗機にかけてしまうと、高温や強い水圧で本体が変形したり、フタやパッキンが劣化してしまうことも。密閉力が落ちると、水漏れや保冷力の低下にもつながってしまいます。

一度、取扱説明書やメーカーのホームページで確認してみましょう。

 

煮沸しない

ふきんや瓶などを消毒する方法として、煮沸はよく知られていますよね。でも、このやり方は水筒には向いていません。というのも、水筒に使われているゴムやプラスチックは熱に弱く、煮沸すると変形や劣化を引き起こしてしまうことがあるからです。

水筒をお手入れする際は、重曹やクエン酸を使ったつけ置きがおすすめです(詳しくは前述)。

 

金たわしは使わない

頑固な汚れを見ると、「金たわしでゴシゴシすれば一発で落ちるかも!」なんて思ってしまいますよね。でも、水筒ではNG。金属たわしや研磨剤入り洗剤(クレンザー)を使うと、水筒の内側に細かいキズがつきます。そのキズに汚れや菌が入り込みやすくなり、かえってカビやサビの原因になってしまうのです。

 

ステンレスには塩素系漂白剤は使わない

漂白剤には「塩素系」と「酸素系」の2種類があり、ステンレス製の水筒には塩素系漂白剤は使えません。塩素系を使うと、ステンレスの内側にあるコーティングがはがれてしまい、サビや劣化の原因になることがあるんです。

漂白したいときは、パッケージに「酸素系漂白剤」と書かれているものを選びましょう。

 

パッキン交換・買い替えのサイン

以下のような変化を感じたら、カビや雑菌の繁殖サインかもしれません。

 

  1. 飲み物の味が変わった
  2. なんとなくニオイがする
  3. パッキンの色が変色してきた
  4. 水筒を洗ってもぬめりが取れない

 

こうした場合は、洗浄では落とせない汚れが染みついている可能性もあります。パッキンの交換や、買い替えを検討しましょう。

 

水筒を長持ちさせるための注意点

水筒を長持ちさせるためには、日頃のお手入れの際に次のことに気を付けましょう。

 

  • 直射日光を避け、風通しのよい場所で乾燥させる
  • 毎回すぐに洗い、汚れをためない
  • 金属製の水筒には塩素系漂白剤を使わない(ステンレス腐食の原因)
  • パッキンは消耗品。半年〜1年で交換目安

 

 

まとめ

毎日使っている水筒、なんとなく洗っているだけでは汚れが残っている場合があります。「パーツを分解して洗う」「専用の道具を活用する」「汚れに合った洗浄方法を選ぶ」を意識すれば、清潔に保てます。

小さな手間が、大きな安心につながります。ぜひこの記事を参考に、お手入れ方法を見直してみてください。

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