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電源タップの寿命は5年?長期間使用するリスクと交換サイン

 

電源タップにも寿命がある

電源タップは、5年~10年を目安に交換することが推奨されています。しかし、使う場所や環境によってはもっと早く劣化が進んでしまう場合があります。異常に気づかずそのまま使い続けていると、やけどを負ったり、床が焦げたりといったトラブルに発展するおそれも。住宅の火災につながる危険性も否定できません。

「電源タップでそんなことに?」と思うかもしれませんが、実際に2019年から2023年の5年間で、配線器具が原因の火災事故は126件も発生しています。大切な家族とマイホームを守るために、電源タップを定期的にチェックしましょう。

参考:無頓着は火事の元!~5年で2倍、配線器具の火災事故に注意!~ | 製品安全 | 製品評価技術基盤機構

 

長期間使い続けることのリスク

電源タップの内部には、電気を通す金属部分や絶縁材料、スイッチ部品などがあり、経年劣化や発熱、ほこりの侵入によって劣化していきます。電源タップを長期間使い続けると、以下のような火災や感電などの危険がありますので注意が必要です。

 

  • 発熱・発火のリスク

劣化した接点や、ほこりのたまった差し込み口により、異常発熱やスパークが起こり、火災の原因になることがあります(トラッキング現象)。

 

  • 接触不良によるショート

差し込み口が緩くなることで、電流が不安定になり、ショートや電源落ちの原因になります。

 

  • 絶縁劣化による感電の危険

コード内部の被覆が劣化すると、外部に電流が漏れて感電事故が起こる可能性があります。

 

  • 過負荷による故障

複数の機器を接続しすぎると定格容量を超えてしまい、電源タップが過熱・故障するリスクがあります。

 

 

電源タップを交換するタイミング

電源タップは、目立った不具合がなくても年に1回は点検するのがおすすめです。ここからは、買い替えたほうがいいか判断するポイントを紹介します。

 

  • 使用中に熱くなる

電源タップに複数の家電をつないでいると、どうしても電流が大きくなり、タップ自体が熱を持ちやすくなります。さらに、内部の配線が劣化・断線している状態で電気を流すと、正常なときよりも余計な熱が発生してしまうんです。触ってみて「異常に熱い」と感じたなら、早めに交換することをおすすめします。

 

  • 器具が点いたり消えたりする

家電の電源が勝手に落ちたりすると、「壊れたのかな?」と疑ってしまいますよね。でも実は、電源タップ側に原因があるケースも少なくありません。たとえば、差し込み口がゆるくなっていて、プラグがしっかり固定されていない場合、電気の流れが不安定になり、こうした症状が起きやすくなります。

 

  • 差し込んでもグラグラする

電源タップにしっかり差したはずなのに、プラグが斜めに傾いているようなら、差し込み口が劣化してゆるくなってきているサイン。接触が不安定なまま使い続けると火花(スパーク)が飛び、火災を引き起こす危険があります。

 

  • 本体・コードにひび割れ

電源タップのコードや本体に、ヒビやキズが入っていませんか?すき間から水分やホコリが入り込みやすくなり、「トラッキング現象」につながることがあります。たまったホコリが湿気を吸い、電気が流れて火花が発生し、最終的には発火に至ることがあるため大変危険です。

 

  • 変色・変形がある

電源タップの本体や差し込み口、色がいつの間にか変わっていませんか?特に黒っぽくなっている場合は焦げた跡の可能性が高く、過去に高温になった証拠です。また、タップの形がゆがんでいるようなら、熱の影響で変形しているのかもしれません。

 

電源タップの安全対策

電源タップは2,000円前後で買えますが、安さだけで選んでしまうとトラブルの原因になるかもしれません。最近では、発火や感電を防ぐための工夫が施されたモデルも数多く登場しています。価格は少し上がりますが、そのぶん安心感も大きくなります。

家族や住まいを守るためにも、安全機能がついたタイプを選んでみてはいかがでしょうか?

 

ホコリ防止シャッター

差し込み口にホコリがたまると熱がこもってしまうのですが、こまめに掃除するのは、正直ちょっと面倒ですよね。そんなときに便利なのが「ホコリ防止シャッター」付きの電源タップです。使っていない差し込み口はカバーが閉じる仕組みになっていて、ホコリやゴミの侵入をしっかり防いでくれます。

 

スイングプラグ

「家具の後ろで差しにくい...」「コードがグニャッと曲がってて心配...」そんなモヤモヤを解消してくれるのが「スイングプラグ」です。プラグの根元がくるっと回るので、差し込む角度を調整できるのが特長。狭い場所や家具家電の裏などでも、コードが中途半端に折れたり、抜けかけになったりする心配が減ります。

 

雷ガード付き

雷が落ちたとき、電流が電線を伝って家の中まで入り込み、電源タップにつながっている家電を壊してしまうことがあります。そんな被害を防ぐのが、「雷ガード」。落雷によって発生する強い電流を自動で遮断し、テレビやパソコン、Wi-Fiルーターなどの精密機器をしっかり守ってくれます。

正常機能確認用LED付きなら、サージ機能が生きているか判断することもできます。

 

抜け止めコンセント

「掃除機かけてたらコードが抜けた!」「子どもがケーブルに引っかかって、変形した...」という経験があるなら「抜け止めコンセント」をおすすめします。このタイプはプラグを差し込む際に少し回転させることで、しっかり固定される構造になっています。そのため、ちょっと引っ張った程度では簡単に抜けません。特にキッチンやリビングなど、人の出入りが多い場所ではとても便利です。

 

過電流・過負荷保護機能

定格の1500W(15A)を超えると遮断される、過電流・過負荷保護機能付きタイプが販売されています。過電流・過負荷による電源タップの過熱・故障のリスクが減るため、安全性が高まります。

 

まとめ

電源タップの寿命はおおよそ5年。「まだ大丈夫」と思っていても、年に1回は点検するようにしましょう。少しでも不安を感じたら、早めに交換を検討してくださいね。また、ホコリ防止シャッターや雷ガードなど安全機能のついたタップを選べば、より安心して使い続けることができます。

ぜひこの記事を参考に、おうちの電源タップを見直してみてください。

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