
床はいちばん気を配るポイント
生活スペースの中で、もっとも犬と接する床は大切な配慮ポイント。
犬の肉球ではフローリングは滑りやすく、関節への負担も大きくなります。
そこでおすすめなのがタイルカーペットです。
タイルカーペットは敷くだけで滑り防止になり、粗相した場合もそこだけはがして洗えるのでお手入れも楽チン。
耐久性、衛生面、メンテナンスの三拍子揃った便利アイテムです。
収納スペースは犬の隠れ家
テレビ台の下や収納スペースなどは絶好の犬の隠れ家になります。
犬用ベッドやクッション、ケージを設置してあげると心地の良い居住空間に。
苦手な来客があった場合などには避難所の役割も果たします。

気になるニオイは消臭クロスで解決
室内で犬を飼うと、どうしても気になるのがニオイ問題。
消臭スプレーや置き型消臭剤ももちろん有効ですが、部屋全体のニオイを抑えるなら壁紙は消臭クロスにチェンジしてみても。
消臭クロスは触媒作用によって犬の悪臭成分を吸収、分解してくれる優れもの。
ペット臭のほかに生活臭も軽減されるため一石二鳥です。
フェンスドアがあれば来客時も安心
突然の来客や玄関の出入りの際、犬が急に飛び出してしまったら心配です。
玄関ホールへの出入り口には、犬用フェンスドアを取り付けると安全。
高さは人の腰辺りの位置のため、家族の姿が見えるので犬にとっても安心です。

ドアの開閉は犬でもできるよう工夫を
部屋の中に閉じ込められてしまうと、犬はストレスを感じてしまいます。
部屋の行き来を自由に行えるよう、ドアにちょっとした工夫をプラスしてあげましょう。
ドアの隙間に挟むだけでドアが閉まり切るのを防ぐノブロックがおすすめです。

ソファは専用カバーで傷つけない
ソファに座る飼い主の隣にちょこんと一緒に座る愛犬の姿は癒されますよね。
毎日座るソファは汚れや傷で傷まないように丸洗いできるカバーをつけましょう。
色やデザインはお部屋のインテリアに合わせてチョイスしてください。

ちょっとした段差は踏み台でフォロー
シニア犬や小型犬はソファなどの段差の行き来で怪我をしてしまう恐れがあります。
移動をスムーズにしてあげるには、足場を設けてあげるのが効果的。
エクササイズ用の踏み台などを設置して補助してあげましょう。
トイレは共有空間に
トイレに十分なスペースがあれば、ペットトイレを人間のトイレと同じ場所に設置するのも手です。
排泄物をそのまま流せてニオイ対策にもなるので、お手入れが簡単に。
人目に付きにくくなるというメリットもあります。
壁や家具のイタズラはスプレーが効果的
ストレスなどから家具を噛んだり壁を引っ掻いたり、犬のイタズラには困ってしまうもの。
対策としては犬用のイタズラ防止スプレーが有効です。
スプレーは犬の苦手なニオイや味の成分が入っているため、噛まれたくないところに吹きかけておくだけでOK。
電気コードは感電の恐れがあって危険なため、ケーブルカバーで保護しておきましょう。
お留守番はペットカメラでチェック
留守番中の愛犬のようすが気になる!という人はペットカメラをセットしてみましょう。
撮影範囲が広範囲なため、愛犬がどこで何をしているか外出先でもすぐチェックできて安心です。
マイクが付いていて呼びかけができるほか、アプリと連動しておやつをあげられる機能がついている高性能なものまで、種類豊富に販売されています。
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まとめ
犬は人と少し違った個性を持つ家族です。犬の性質や性格を考えて、生活しやすい環境を整えてあげることが大切。
家族が揃って楽しく暮らせるよう、生活空間を工夫してみましょう。