長野県の漬物と言えば、野沢菜漬けですが、先日新聞にその生産量が2000年と比較して4割減っていると載っていました。
この4割ってどの数値なのかなあ。
野沢菜漬けの需要はあるのだそうで、供給が追い付かないと。
たぶん、家庭用ではなく、出荷用なのですね。
生産者が高齢になったということなのですね。
出荷用は時を選ばないで、年に何度も作ります。
自家用は秋に作るけど。
最近、その自家用も少なくなりました。
友人たちも漬けない人が増えました。
塩分を気をつけなくてはいけないから、というのもあるが、高齢夫婦の2人暮らしや一人暮らしになったせいだと思います。
先週漬けた我が家の野沢菜が、食べ頃になりました。この浅漬かりの時が一番おいしい。
漬けて水が上がるまでは少し気を揉みます。
塩分です。
自分で漬け始めた頃は3%で始めましたが、3.5%を経て昨年から4%。
減塩の時代なのですが。
実は温暖化で、野沢菜の株が大きく生り過ぎて、葉先をかなりカットしなければ樽に入らないからです。
葉が無いと水が上がりにくいのです。
それでも昨年は最初塩辛く感じましたが、今年はグーでした。
大量の柿の皮の干したのを入れましたから、それが塩分を調整してくれたのでしょう。
義母は、塩の量を量っていませんでしたから、毎年とても気をもんでいました。
寒い間、毎日食するのですから、主婦としては大変だったと思います。
昨日、大幅に遅れた青ばつ(青大豆)をこなしました。ここ何年か、機械を借りてきてこなしていたのですが、今年は大豆は全滅だったので、往復3時間以上かけて機械を借りに行く意味が無いということになりました。
それで超原始的。
豆の枝を叩いて落とすという(笑)。
私は午後から参戦。
それでも3時過ぎには終わりました。
味噌仕入れはできないとあきらめていましたが、青ばつを使うことにしました。
少しホッとしました。
夜、夫はお出かけだったので、私は夜なべ。
露地でゴロゴロと豆を転がしました。
そのあと、手の平にのせて選別・・・・昨夜の残りは今朝やって終わりました。
早く言えば、その位の量しか採れなかったと言うことです(笑)
それでも一仕事片付きました。
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