今朝の信濃毎日新聞の一面に「香坂山遺跡 国史跡へ」とあった。
香坂山は私の生地。
2020年に出土した石刃がユーラシア大陸北方の出土品と共通点が見られ、これらをもたらした現生人類(ホモ・サピエンス)の日本列島での起源を悟る糸口になる・・・・・新聞記事から。
タジキスタンで約4万7千年前、ロシアで約4万5千年前、中国で約4万1千年前、そして香坂山遺跡では、約3万7千年前と出土品から推定されたのだ。
教科書を書き直すような発見。
発掘場所に立った私は、その当時は草原であったろう地を想像したのだった。
発掘された当時、発掘者の奈良文化財研究所の国武貞克主任研究員の講演を幾度もなくお聞きして、想像を膨らませてきた。
最近、テレビから流れてきた、広島県の甘日市で出土した石器が約4万2300年前のニュースに驚いた私。
えー、もっと古いのが出てきてしまったの、と。
内心がっかりもしたのだった(笑)
しかし、今日の新聞を読んでいたら、香坂山遺跡は大陸の北方からで、広島は南方だとのこと。
そうか、たしかその昔、北と南からって習ったわね。
だから香坂山は国史跡になるのだわね。
香坂山の発掘現場で、地層を見ていてロマンを感じたのね。
火山灰の層・・・・・それも桜島の大噴火・・・・・この地にこれだけ積もった噴火はどれほどだったのだろうとか。
私たちの祖先の生きてきた道を思うのだった。
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