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農作業小屋の片づけ・・・・文化財をどうするか。

この3連休を農作業小屋の片付けに向けた。父の高齢と共に農作業の委託が増えた。それと共にいらない農作業の道具がど~んと増えた。

 しかし当人としては、また・・・・という気持ちもあったのかもしれない。

 ようやくに時間の余裕が生まれた夫と私、しばらく前から片付けに入った。このまま次の世代に送るわけにはいくまい。お互いに体力気力のあるうちにということで合意に至った。

 使えば使えるけれども、使うことのないだろうお宝がけっこういっぱい。収納する場所が十分あるという結果でもあるが、父が今まで農業を続けてくる間には、体力との戦いでもあったかもしれないと思う。

 私たちの手助けが欲しい場面も多々あったのかもしれない。しかし定年まで「2足のわらじを履いては十分な仕事はできない」と言って、仕事に専念させてくれた。

 手が回りかねなかっただろうと今思えるのだった。

 小屋の天井裏に面白い物の姿を見て、「あれはなんですか?」と聞いた。「背負子」だという。

 めずらしいですねえ~、とっておきましょうね。

 背負子って聞いて、「あれ」のことと思い至る方きはたぶん70歳近い方ではなかろうか。

 車も牛馬もない時代、あっても使えない場所や時代で、人がすべての物を背負って運ぶのに使ったもの。昭和も40年代以前のものではなかっただろうか。

 私の生地は山里だったから、母は若い日々、畑の往復空身で歩いたことはなかったと言っていた。私が背負子を背負った記憶はそうはないが、薪ひろいや、桑の木を背負った記憶もあるかなしか・・・・。

 でも鮮明に覚えているのは6歳か7歳の時、屋敷のせんぜ畑で、ささぎのつるが巻く棒を一生懸命背負子に括り付けていた姿である。祖父と母が笑いながら見ていたあの日の時分の姿が脳裏に刻まれているのです。

 そんななつかしいものがまだ残っていたなんて・・・・。

 実を言えば文化財レベルがまだまだで・・・・、簡単には片付けられない断捨離なのです。
                      
                                 依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

 
                          
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