皆さま、こんにちは。
顧客満足と社員満足で地域一番の会社にしよう!
建材店5代目社長の山﨑星児です。
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本日は2月10日に発行した
『社長室通信』第35号について
お話します。
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社長室通信 第35号
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「私の目指す会社像」
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今月は、
私が山﨑建材をどんな会社にしたいか、
そのためにどんな経営者になりたいか、
そして皆さんにどんな社員になって欲しいか
についてお話します。
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山﨑建材は営利企業なので、
売上を上げて利益を残し、
皆さんの給与や税金を支払うことで
事業を継続していかなければなりません。
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厳しい建設業界でどうやって勝ち残るか。
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それは、
「より良い商品、より良い工事を提供すること」
で社会に貢献し、
お客さまとより良い関係を続けることです。
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【 経営理念第一項 】
より良い商品、より良い工事を提供することに依り、
お客さまと共に住まいづくり、街づくりに貢献しよう。
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お客さまとより良い関係を続けるためには、
どうしたら良いのか。
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顧客満足度を上げなければなりません。
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顧客満足とは何でしょう?
私は、
「お客さまへの思いやり」
と定義しました。
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それでは、「思いやり」とは何でしょう?
この言葉はいろいろな意味に解釈されます。
一般的には、
「相手の立場に立つ」
と言われることが多いようです。
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しかし、
年齢や性別、育った環境が異なる人の立場に立つことは
なかなか難しいことです。
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私が学んでいる素心塾では、
「思いやり」とは次の3段階であると学びました。
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まずは、不快さを与えないこと。
次に、安心を与えること。
最後に、喜びを与えること。
子どもの頃、両親や先生から
「自分がされて嫌なことは、
人にもしなさんな!」
とよく叱られました。
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お客さまの立場に立つことは難しいですが、
お客さまがされて嫌な事はわかります。
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山﨑建材での顧客満足活動とは、
お客さまに不快さを与えず、
安心と喜びを与えるために、
具体的な活動をおこなうことです。
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これが、毎年4月の経営方針発表会での
チームプロジェクトです。
チームプロジェクトを毎日実践し、
それを毎月の会議で振り返ることで、
顧客満足度を向上させて、
お客さまとより良い関係を続けていきます。
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リフォームチームでは、
この顧客満足活動を「ぐっとコム作戦」と名付け、
毎日実践していきました。
お陰さまで全国500店以上が加盟する
LIXILリフォームショップの中で、
7年連続で顧客満足度コンテストに入賞し、
2010年、2013年、2016年には、
全国一位に選ばれることができました。
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それでは、
この顧客満足活動を継続するためには、
何が必要でしょう?
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そのためには、
社員満足度を上げなければなりません。
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社員満足も同じく、「社員への思いやり」であり、
不快さを与えず、安心と喜びを与えることです。
そのために、
私は素心学を学んでいます。
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素直な心を学び、
自己を知り、自己を正すことで、
社員の皆さんに「思いやり」の行動を心がけています。
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具体的には、
まず皆さんを不快にさせないよう言動に気をつけています。
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これについては、
次回のブログでお伝えします。
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次に、会議や個人面談、現場パトロールなどを通して、
コミュニケーションを取りながら皆さんの声を聴き、
労働環境の改善に取り組むことで、
安心を与えたいと思っています。
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さらには、毎月の月次決算を公開し、
会社の利益は皆さんに還元したり、
顧客満足や社員満足の向上に貢献してくれた人には、
表彰をおこなったりすることで、
喜びを与えたいと思っています。
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皆さんに社員満足を与えられたかどうか。
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私は社員満足のモノサシを、
「定年まで笑顔で働いてくれること」
と定義しました。
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まだまだ道半ばですが、
この10年間で7名の社員を、
笑顔で送り出すことができました。
まずは経営者が「思いやり」を持ち、
社員満足を向上させる。
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社員はその「思いやり」をお客さまへ向け、
顧客満足を向上させる。
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お客さまは受けた「思いやり」を
売上や信頼で会社に返してくれる。
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それをまた経営者が
安心や喜びとして社員へ返す。
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このサイクルを、
徳治経営の循環と学びました。
ここまでをまとめたものが、
私がいつもブログの冒頭で伝えている、
「顧客満足と社員満足で地域一番の会社にしよう」
という言葉です。
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【 経営理念第三項 】
社員全員の汗と知恵と力を結集して、
地域一番の会社にしよう
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最後に、
皆さんにどんな社員になって欲しいか。
私と想いや価値観を同じくし、
思いやりの行動を心がけてほしいと思います。
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そのためには、
「自分自身の品性を高め」なければなりません。
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【 経営理念第二項 】
会社を成長させることに依り、
自分自身の品性を高め、
生活を高めていこう
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本日お伝えした私の経営についての考え方は、
14年間学んでいる素心学塾で培われたものです。
http://www.ikedabusiness.co.jp/kenshu/sosingaku.htm
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今まで5名の社員が学んでくれ、
現在は山﨑建材の中心メンバーとして
頑張ってくれています。
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社員の皆さんが私と想いを同じくし、
それを日々実践してくれているお陰で、
少しずつ業績も向上し、
とても良い社風になってきたと感じています。
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これからも、ともに学び、ともに成長することで、
顧客満足と社員満足で地域一番の会社を作りましょう。
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