今年も「先進的窓リノベ2025事業」の実施が決定いたしました。
補助金制度を上手に活用してお得に窓断熱リフォームをすれば、今のお住まいの快適性や省エネ性を高めることが可能になります。
今回は先進的窓リノベ2025事業の内容や対象工事、補助金額について分かり易く解説します。
■ 先進的窓リノベ2025事業とは
先進的窓リノベ2025事業とは高性能な窓や玄関ドアの断熱リフォームを国が補助してくれる制度です。
2024年も同様の補助金制度があり、2025年も継続して実施されることが決まりました。
今回ご紹介する内容は2024年12月26日時点の最新情報です。
断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ2025事業)について
■ 申請条件
先進的窓リノベ2025事業の申請条件をご確認ください。
・住宅所有者がリフォーム事業者と工事請負契約書を結んでいること
・建築から1年が経過している、または過去に人が住居した住宅(居住中も含む)であること
・事業者登録をしている会社が申請すること
・対象製品として登録された窓・ドアを採用すること
・2025年12月31日までに工事が完了し申請が行えること
■ 開始時期
先進的窓リノベ2025事業はいつから始まるのか確認していきましょう。
2024年11月22以降に着工した工事が対象(着工は窓改修以外の契約全体の工事で可)
申請はまだ受付前ですが、補助金対象の工事であれば今すぐ着工しても問題ありません。
■ 対象となるリフォーム工事
先進的窓リノベ2025事業の対象となるリフォーム工事内容をご紹介します。
ガラスのみの交換や内窓の設置、窓自体の交換など様々な方法があります。
工事費用や期間によりそれぞれ異なる為、ご自宅に合わせたリフォーム選びをご提案いたします。
玄関ドアに関しては、下記条件を満たす場合のみ補助対象です。
・窓リフォームと同一の契約であること
・対象製品に指定されている断熱性能の高いドアに改修すること
窓と玄関ドアを一緒に断熱リフォームすることで、受け取れる補助金が増える可能性があります。
近い時期で玄関ドアも工事したいとお考えの方は併せてご検討ください。
■ 窓リフォームのメリット・デメリット
基本的には、既存の窓の内側に新たな窓をつける「内窓設置」が、コストパフォーマンスが高い窓断熱リフォームと言われています。
■ 補助額はいくら?
先進的窓リノベ2025事業の補助金上限は、200万円/戸です。
住宅の種別、窓(ドア)リフォーム工法、断熱性能のグレード、サイズによって補助単価が異なります。
一戸あたりの補助額は、補助単価×施工箇所数で算出します。
ちなみに申請下限額は5万円/戸です。
※1 大:ガラス(一枚)の面積1.4㎡以上。サッシ(一箇所)の面積2.8㎡以上。
※2 中:ガラス(一枚)の面積0.8㎡以上1.4㎡未満。サッシ(一箇所)の面積1.6㎡以上2.8㎡未満。
※3 小:ガラス(一枚)の面積0.1㎡以上0.8㎡未満。サッシ(一箇所)の面積0.2㎡以上1.6㎡未満。
■ 申請者・申請方法
申請者はリフォームするお客様ではなく、先進的窓リノベ2025事業に登録しているリフォーム事業者です。
そのため、お客様は第三者機関と直接やり取りする必要がありません。
一度お客様に工事代金を全額お支払いいただき、工事完了後申請し、補助金交付後に弊社より補助金相当額をお振込みするという流れです。
■ 申請の予約について
工事完了後に申請することが原則ですが、予算を確保するために「申請の予約」をすることができます。
工事着手後に交付申請の予約が可能になり、補助金予算を一定期間確保することが可能です。
窓リフォームの場合はほとんどの場合、1~2日間で工事が終わるケースが多いため、工事完了後の申請がほとんどです。
■ まとめ
先進的窓リノベ2025事業の補助金制度を活用すれば、お得に窓断熱リフォームすることが可能です。
窓の性能が高まることで、冷暖房効率が良くなり快適な暮らしが送れますし、光熱費の削減にもつながります。
お住まいに合った窓リフォームの方法をご提案いたしますので、是非この機会にタナベ草津店へご相談くださいませ。