LIXILリフォームショップ坂東工業 古河店

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「冬の寒さ対策」~トイレ編~

こんにちは

古河店 店長の田口です

今回は「冬の寒さ対策」~トイレ編~をお話します。

皆さんは、冬の明け方、まだ暗いうちに救急車がサイレンを鳴らして走っていくのを聞いたことはないですか?布団から出て寒いトイレでヒートショックにより倒れる方が毎年11月くらいから急増し3月末くらいまで多く発生します。

わずか数秒で30℃も温度が急降下

どうして明け方のトイレで倒れる事故がおこるのかのメカニズムを解説します。

電気毛布や電気あんかなどを使っていなくても、36℃前後ある人の体温で布団の中の気温は30℃近くになります。一方、断熱性能が低い住宅では暖房を焚いていないと寝室でも10℃以下なんてことがよくあります。吐く息が白く見えることもあります。この場合、布団の中と寝室の空気の温度差は20℃くらいあります。

さらに廊下に出ると玄関先などでは5℃前後にまで下がります。極めつけはトイレです。換気のために窓を少し開けている方も多いのではないでしょうか。すると外気が入ってきていますからトイレの中は外気温をほぼ同じ、真冬ですと0℃なんてこともあります。布団を出て30秒もしないわずかな間に30℃もの気温差ができてしまいます。体に負担がかからない方が不思議なくらいですよね。寒い冬にトイレで倒れる事故をおこさないためにぜひ対策を講じてください。

リフォームショップのブログですがリフォームとは関係のないものも含め対策をいくつかご提案していきます。「費用のあまりかからないもの」から「本格的な対策」へと徐々に話を進めていきます。

お伝えしたいことが多く活字ばかりになってしまいましたがご辛抱ください。

1)暖房便座の節電機能を切る

暖房便座や洗浄便座は機種によって節電機能が付いています。人がいない時に保温温度を下げるもの、タイマー機能で8時間節電するものなどがあります。機種によっては節電している時の温度が低く座った時に「ヒヤッ!」とすることがあります。この「ヒヤッ!」がヒートショックですので電気代は気になりますが節電機能は切って常に便座が暖かい状態にしてください。

2)暖かい上着を羽織る

夜中トイレに立つときはおっくうがらずに暖かい上着をしっかり羽織ってください。肩にかけるだけではなく首元までジッパーやボタンをちゃんと閉めてください。

3)トイレの窓をきちんと閉める

冬の間だけでもトイレの窓をきちんと閉めてください。窓の鍵もしっかりかけることで窓と枠とが密着して外気が入りにくくなります。臭いがどうしても気になるという場合は、人がトイレに入った時だけ自動で運転する換気扇を付けてください。壁に換気扇の穴をあける作業が必要だとしても5万円(消費税別)くらいで取り付けられます。

4)トイレに暖房器具を置く

反射式の電気ストーブなどでは消し忘れで火災の危険がありますので「セラミックヒーター」をお勧めします。「セラミックヒーター」はスイッチを入れると瞬時に温風が出ますので体に直接温風が当たるようにしてください。万が一ヒーターが倒れても自動で電源が切れます。人がいなくなると勝手に消える人感センサー付きのものでも家電量販店で1万円弱(消費税別)くらいからあります。電気も運転している時しか使いませんので人感センサー付きのものを選んで消し忘れがなければ電気代も1か月¥500未満でしょう。後半にお話しする断熱強化のリフォームを敬遠されるのであれば「命を守るため」だと思って電気代くらいは投資していただくのが賢明だと思います。

5)廊下に暖房器具を置く

寝室を出てトイレに行く道中の中間あたりに「オイルヒーター」か「パネルヒーター」を置いてください。こちらは家電量販店で3万円~7万円(消費税別)くらいです。4)の「セラミックヒーター」と違って温まるまでに1時間ほど時間が掛かりますので一晩中スイッチを入れておくことになります。電気代は上昇傾向ですが2023年の電気代単価で1日8時間運転して一晩¥350くらいです。ひと月にすると一万円くらい、11月から3月の5か月間で5万円くらいになります。

6)寝室に暖房器具を置く

これは5)でご紹介した「オイルヒーター」か「パネルヒーター」です。設置場所は冷気が一番侵入する「窓際」です。また、窓は雨戸やシャッターをちゃんと閉めてください。雨戸やシャッターを閉めるだけでも窓から逃げる熱を低減できます。

7)トイレの窓に内窓を付ける

樹脂製の枠でガラスが2重になっている内窓を設置する。建物内の熱の逃げ道は6割近くが窓です。その窓の断熱性能を強化するだけで室温の低下を和らげることができます。トイレによくある80㎝×80㎝くらいの窓で5万円(消費税別)くらいです。もちろん3)でお話ししたように窓をきちんと閉めることは当然です。外窓も内窓もしっかり鍵をかけてください。窓を開けていたら2重窓の意味がありません。

8)廊下の窓に内窓を付ける

こちらも樹脂製窓枠で2重ガラスの内窓です。トイレを違って間取りによって窓の大きさと数が想定しずらいため価格の記載は避けますので興味がある方はご相談ください。

9)寝室の窓に内窓を付ける

ご説明が繰り返しになりますので詳細は割愛いたします。内窓を複数個所設置する場合には国の補助金制度があります。申請もリクシルリフォームショップ坂東工業で行いますので是非ご相談ください。窓の数によっては200万円もの補助金が出ます。

フリーダイヤル:0120-54-9108 TEL:0280-92-7979 もしくは田口携帯:090-9011-3665へ

ぜひお問合せください。

10)床・壁・天井の断熱性能を強化する

最後は理想形です。夜中にトイレへ行く動線全て、「寝室」、「廊下」、「トイレ」の床・壁・天井の断熱性能を強化してそれぞれの場所に内窓を付ける、もしくは断熱性能の対愛サッシに交換する。です。それなりに費用は掛かりますが冬場のヒートショックを防ぐだけではなく夏場の冷房費用も制御することができます。工事の範囲、工事の方法、断熱性能の程度によってかかる工事費は大きく変動しますのでご予算と生活スタイルを勘案しながらのご相談になります。ぜひお問合せ下さい。

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