| 家族構成 | 3人 |
|---|---|
| 築年数 | 32年 |
| 費 用 (税込) |
4ケ月 |
| 施工店 | LIXILリフォームショップ UTSUMI |
玄関を境に客間と生活スペースが区切られていましたが、客間を使う機会が少なかったため、ひとつの空間にして無駄なく使いたいとリクエスト。お風呂やトイレは、身体が弱くなっても利用しやすいようにと、広くしてもらいました。
使っていなかった客間を活用するため、壁を取り去ってリビングを拡大。壁がなくなったことで、南側からの光がたっぷり入る明るい家になりました。また、東西南北に風の通り道を確保。風通しのよさも大切にした設計にしています。
以前は家の中央にあった玄関を移動。玄関を中心に分断されていた空間が、ひとつの大きな生活スペースになりました。それによって対面式のキッチンを実現。老後を考えトイレとお風呂を広くするため、お風呂の位置も移動させています。
老後の暮らしを考え始めて、工務店さんの説明会に参加したことがきっかけで、リフォームを行うことにしました。リフォームにあたり要望したことは、使っていなかった客間スペースを無駄なく使えるようにすることと、いつまでも自立した暮らしできるように、バリアフリー化することの2点。高齢化社会が進めば自宅療養も増えていくでしょうから、できる限り自分たちで暮らせるような家にしたいと思っていたのです。採光や採風がよくなり断熱性も高まったことで、健康的に暮らせる家になったと思います。明るく広くなって孫たちがきても過ごしやすくなりましたし、いつまでも夫婦揃って元気に暮らしていきたいですね。
ご相談をいただいた当初は、客間はそのままに生活スペースだけをリフォームする形でプランニングしていましたが、打ち合わせを重ねるうちに玄関を移動する案が生まれ、この形が実現しました。この家に住むのは後藤さんご夫婦と次男の3人。でも、後藤さん一家はみなさんリフォームに積極的で、ご家族全員に意見をお聞きしました。ご家族と一緒にショールームを見に行ったこともあります。家は「家族みんなが帰ってこられること」が基本。後藤さんご夫婦も「お正月に家族みんなが集まれる家にしたい」という想いがあったそうです。家族みんなの意見で家づくりを考えるのは、とてもいいこと。リフォームの際は、離れて暮らす家族の意見も聞いてみるといいでしょう。
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