精霊馬・精霊牛
お盆の最終日
お盆は、毎年8月13日から16日頃に行われる日本の伝統行事です。
13日の夕方には「迎え火」を焚き、ご先祖様の霊をお迎えし、
本日16日には「送り火」で再びあの世へお見送りします。
地域によっては玄関先で麻がらやおがらを焚くほか、京都の五山送り火のような壮大な行事もあります。
送り火とは？
送り火は、炎の光で道を照らし、ご先祖様が迷わず帰れるよう願うものです。
現代では火を焚く家庭は減りましたが、提灯やローソク、電気灯を代わりに使う方も増えています。
暮らしとの関わり
送り火の日は家族が集まり、先祖を思いながら夏を締めくくる時間でもあります。
家の中をきれいに整え、お供えや仏壇周りも片付けることで、気持ちもリセットできます。
お盆が過ぎれば秋の気配。
家も気持ちも、新しい季節に向けて整えていきたいですね。
最後に．．．
送り火は単なる行事ではなく、家族と家をつなぐ大切な時間です。
現代風の形でも、ご先祖様への感謝の気持ちは変わる事はありません。
皆さまの暮らしと住まいが、これからも温かく守られますように．．．
