
蝉の声が響き渡る夏本番。
8月の祝日は、8月11日「山の日」があります。
7月第三月曜日の「海の日」は、夏=海のイメージが浮かびますが、「山の日」はどういった由来からきているのでしょうか。
今回は、山の日とはどんな意味が込められた祝日なのか、その意味を考えた上でおすすめの過ごし方をご紹介します!
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山の日とは?
日本の祝日のひとつで、2016年から正式に制定された比較的新しい祝日です。
国民の祝日に関する法律によると、山の日は以下のように定義されています。
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」
つまり、山と人とのつながりを見つめ直す日として制定されたのが「山の日」なのです。
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なぜ8月11日?
実は、「8月11日」が特定の歴史的な出来事に由来するわけではありません。
この日付が選ばれた理由には、以下のようなものがあります。
・8月は夏山シーズンで、山に親しみやすい時期
・お盆休みと近く、連休を取りやすい
・「八」の字が山の形にみえるため「8」、木が立ち並ぶイメージから「11」 など...
また、当初は「8月12日」の案もありましたが、日航機墜落事故(1985年)の配慮から
前日の11日となったといわれています。
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山の日の楽しみ方

猛暑が続くこの季節ですから、なるべく涼しく山の日を楽しみたいですよね。
そこで、猛暑でも楽しめる山の日の過ごし方5選をご紹介します!
熱中症に注意しながら、無理のない範囲でチャレンジしてみましょう♪
1. 涼しい高原や山間の避暑地へプチドライブ
都心よりも5〜10℃涼しい山間部は、猛暑の日の"天然クーラー"
近場の高原や渓谷、標高の高い道の駅などを目指して、涼を感じるプチドライブはいかがですか?
例:長野・軽井沢、那須高原、奥多摩、六甲山上など
2. 「山カフェ気分」を自宅で再現
クーラーの効いた室内で、山カフェ気分を楽しむのもおすすめ。
木の器やキャンプ風の食器を使って、"おうち山ごはん"を演出しましょう。
◆おすすめメニュー◆
・ホットサンド
・山菜ごはん、きのこ汁
・コーヒー(ドリップで香りを楽しむ)
雰囲気を出すために、BGMに鳥のさえずりや森の音を流すのも◎!
3. 山の風景で"涼感トリップ"!
外に出なくても、「視覚からの涼」を感じる方法もあります。
YouTubeやサブスクサービスで配信されている山岳ドキュメンタリー、登山映像、
ドローン空撮動画などで、自然の雄大さを味わってみましょう。
おすすめキーワード:「日本百名山 空撮」「夏山 トレッキング映像」「森林浴 BGM」
4. 涼を感じる「山の恵み料理」で季節を味わう
山の恵みである旬の野菜や山菜、きのこ、川魚などを使った料理を楽しむのも、立派な"山の日の過ごし方"。
◆おすすめメニュー◆
・冷やしとろろそば+山菜天ぷら
・きのこのマリネと豆腐サラダ
・鮎の塩焼き風(グリル調理)
冷たい日本茶と一緒にいただけば、気分はまるで避暑地の旅館!
5. 夜はベランダで「プチアウトドア気分」
昼間の暑さを避けて、涼しくなる夜にベランダや庭でプチキャンプもおすすめ。
2.でご紹介した"山カフェ風ごはん"を食べたり、
ランタンを灯して、ハンモックやアウトドアチェアに座りながら星空を眺めるのも良いですね。
◆ポイント◆
・虫よけ対策はしっかり!
・風鈴や打ち水で日本の"涼文化"を取り入れてみるのも◎

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いかがでしたか?
山の日だからといって、必ずしも山に行かなければいけないわけではありません。
大切なのは、自然に思いを寄せる心と時間を持つこと。
無理をせず自分の体調と相談しながら、山の魅力や自然への感謝を感じる時間を過ごしてみてくださいね。
それでは、素敵な「山の日」を(^^)/
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