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業者が教える!「困る交渉」と「うれしい交渉」その違いとは?

こんにちは!

リフォーム事業部の稲垣です。

みなさん!

リフォームの見積もりを見て、「ちょっと高いな...」と感じたことはありませんか?

そんなときに思わず「もっと安くなりませんか?」と言いたくなりますが、

その伝え方や交渉の仕方によって、業者との信頼関係や工事の質にも大きな差が出ることをご存知でしょうか。

ここでは、リフォーム業者目線から見た「困る交渉」と「うれしい交渉」の具体例をご紹介します。

上手に伝えれば、納得のいく価格に近づけることも十分可能です!

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◆業者が困る交渉とは?◆

1. 「とにかく安くして!」だけの要求

 例:「他社より高いんだから、もっと下げてよ」

 これは非常に多いパターンですが、どの部分をどうしたいのかが不明確だと、

 業者側も何を削るべきか分からず、結局交渉が平行線になってしまいます。

 また、ただ安くするだけでは施工の質にしわ寄せがいくこともあり、

 結果として「安かろう悪かろう」になるリスクも...。


2. 「◯◯社はもっと安かった」と比較だけで詰める

 例:「同じ工事でA社は100万円安かったですよ?」

 実際には、仕様・設備・工期・保証内容が異なることが多く、

 単純比較は誤解を生みやすいです。

 業者も「内容を見てもらえていない」と感じてしまい、

 本来提供できる良い提案が伝わらなくなるケースもあります。


3. 極端すぎる値引き要求

 例:「150万円の見積もりだけど、100万円にならない?」

 相場から外れるほどの値引きは、業者側も対応できません。

 仮に応じたとしても、どこかに無理が生じてしまい、仕上がりや安全性に影響が出る可能性もあります。


◆業者が前向きに応じたくなる「うれしい交渉」とは?◆

1. 「この部分を変更(グレードダウン等)したら、いくら変わりますか?」

 材質や機能を調整する相談は、業者にとっても提案しやすい。

 たとえば、「床材を無垢からフローリングに変えたらどうなる?」など、

 具体的な部分に焦点を当てて交渉することで、両者にとって建設的な会話が可能になります。


2. 「予算が○○万円ですが、できる範囲でお願いできますか?」

 先に上限を伝えてもらえると、見積りの調整がしやすい。

 「これだけしか出せません」と否定的に伝えるのではなく、

 「この範囲でベストをお願いできますか?」という姿勢が、業者のモチベーションにもつながります


3. 「他社にも見積もりをお願いしているので、比較して検討します」

 他社と比較すること自体はOK!その伝え方がカギ

 正直な意思表示はむしろ歓迎されます。

 業者も「この方は誠実だ」と感じ、しっかり内容で勝負しようという気持ちになります。


☆まとめ:信頼関係が、価格にも質にも影響する☆

 リフォームは「モノを買う」のではなく、「人に仕事を頼む」買い物です。

 だからこそ、価格交渉より先に、信頼づくりが何より大切

 誠実な姿勢で相談し、対話を重ねていくことで、

 お客様にとっても私たち業者にとっても満足できるリフォームにつながります。

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