宮城県 2019年3月31日
ご主人のご実家に同居することになり、2階を若いご家族が暮らしやすく、奥様の“好き”がたくさん詰まった空間になるようリフォームを行いました。住みながらの2世帯リフォームのご紹介です。
【リフォームのポイント】
①『2階ホールをダイニング・キッチンに』
以前は2階ホールとして、ミニキッチンと洗面台があった広い空間でした。その場所を、ご家族が集まれるダイニング・キッチンとして使えるようにリフォームしました。もともとミニキッチンが置かれていた場所には、新たな白いキッチンを設置。以前のように北側の壁面に設置し、窓の大きさや位置は変更していないのですが、2階の利点で光が差込み、明るくオープンな空間に生まれ変わりました。
キッチンのすぐ近くには、お気に入りのデスクを置いて奥様が書き物や趣味を愉しめるスペースを設けています。アーチ状の下がり壁がやわらかく空間を仕切り、素敵な空間を演出。奥様スペースの横には可動棚の壁面収納をつくり、収納力もバッチリです。
②『洗面スペースまわりの間取り変更』
もともと洗面化粧台は2階ホールにありましたが、以前の納戸の場所を利用し、独立した洗面スペースをつくりました。また、ホール側から出入りしていたトイレは、洗面スペース側から出入りできるように入り口を変更。洗濯は1階で共用しているので、物干しスペースがあれば・・・というご希望を叶えるため、洗面スペースの更に奥に洗濯物干しコーナーをつくりました。干している時に、スクリーンを下げて目隠しができるのもうれしいポイントです。配管スペースがあるため、あえてステップとして段差を付けたことで、物干し竿にも手が届きやすいようになっています。
③『階段とつながる2階ホールの寒さを解消』
以前は階段を上がった2階ホールの寒さが気になっていたお施主様。2階ダイニング・キッチン部分と階段室を仕切るように、建具と壁を新たに取り付けました。その時のポイントは、採光です。階段室側が暗くならないように、またデザイン的にも奥様がお探しになった磨りガラスを壁面に採用したり、工夫をしています。
リフォーム部位 | キッチン、洗面化粧台、トイレ、内装 |
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築年数 | 築25年 |
工期 | 約10週間 |
費用(税込) | 300〜500万円 |
建物種別 | 戸建て |
施主様コメント
キッチンの使い勝手がとても良いことと、デザインが気に入っているので、とても楽しい気持ちで過ごせています。またキッチンのすぐうしろにダイニングテーブルを置いたことで、食事を作ってすぐに並べられたり、子ども達が勉強や遊んでいる様子を見ながら家事ができ、とても良いです。 元々の家の雰囲気と、北洲さんでのリフォーム がとても合っていて、さらに家への愛着が深まりました。 ありがとうございました。