3月11日。
15年前のあの日、
私は生後半年の子どもと自宅の2階にいました。
あまりにも大きな揺れで、
足が震えてしまい、
子どもを抱っこしたまま階段を下りることができませんでした。
義兄に助けてもらい、
なんとか1階へ。
少し落ち着こうとトイレに入ったそのとき、
また大きな揺れがきました。
急いで外に出ようとしたら、
ドアノブが取れました。
トイレから出られない。
閉じ込められた。
あの数秒、数分が、
とても長く感じました。
必死でドアノブをはめ直し、
なんとか外に出ることができました。
外を見ると、
小川原湖はまるで津波のように
一直線に波打っていました。
忘れられない光景です。
当たり前の毎日は、
決して当たり前ではない。
家族が無事でいること。
安心して過ごせる住まいがあること。
あの日を思い出すたび、
その大切さを強く感じます。