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狭い寝室が劇的に広くなる?LIXILラシッサ連動引き戸で叶える「開けない」クローゼット革命

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毎日の家事や身支度で、クローゼットの扉にイライラしたことはありませんか? 「洗濯物をしまう時に扉が邪魔で一度荷物を置かないといけない」 「ベッドが近すぎて、クローゼットの扉が全開にできない」 「扉を開けるたびに、身体を一歩後ろに下げないといけない」

もし一つでも当てはまるなら、それは収納スペースの問題ではなく、「扉の種類」が原因かもしれません。日本の住宅で一般的な「折れ戸」は、全開にできるメリットがある反面、開ける時に手前へ飛び出してくる構造上、どうしてもデッドスペースが生まれてしまうのです。

そこで今、リフォームの現場で注目されているのが、LIXIL(リクシル)の「ラシッサ連動引き戸」です。 これは、単に横にスライドするだけの引き戸ではありません。3枚の扉がスルスルっと連動して動くことで、これまでのクローゼットの常識を覆すほどの使い勝手を実現してくれるんです。

今回は、そんなLIXILラシッサ連動引き戸の魅力から、導入前に知っておかないと後悔する「寸法の落とし穴」まで、プロの視点で徹底的に解説します。さらに詳しい情報や具体的な図面については、こちらの詳細ページもあわせてご覧ください。

https://lrs.senseproject.jp/?p=2988

折れ戸と何が違う?連動引き戸が選ばれる理由

まず、最大の違いは「扉が手前に出てこない」ことです。 折れ戸の場合、開閉するために約30センチから40センチほど手前のスペースを空けておく必要があります。たった数十センチと思うかもしれませんが、狭い寝室や子供部屋において、このスペースは非常に貴重です。

連動引き戸にリフォームすると、この「開閉のためのスペース」が不要になります。つまり、クローゼットのすぐ目の前まで家具を配置できるようになるのです。 今まで「扉が開かなくなるから」と諦めていたセミダブルベッドや、ワークデスク、ドレッサーなどを、クローゼットのギリギリ手前に置くことができます。部屋の広さは変わっていないのに、使える床面積が増えるため、体感的には部屋がひと回り広くなったように感じるはずです。

また、開閉のアクションも劇的に楽になります。 折れ戸は「取っ手を掴む」「手前に引く」「横に畳む」という複合動作が必要ですが、連動引き戸は「横に滑らせる」だけのワンアクション。しかも、LIXILの連動ユニットは「シンクロ連動」という仕組みを採用しており、驚くほど軽い力で動きます。両手に洗濯物を抱えたままでも、指一本でスッと開けられる快適さは、一度味わうと元の折れ戸には戻れないほどです。

開口幅の考え方 3枚連動でも「全開」にはならない?

導入を検討する際、多くの方が気にされるのが「開口幅」です。 折れ戸は畳んで端に寄せればほぼ全開になりますが、引き戸はどうしても扉1枚分が常にレール上に残ってしまいます。 「中身が見えにくくなるんじゃないか?」「大きな布団が入らないんじゃないか?」と不安に思う方もいるでしょう。

LIXILの3枚連動引き戸の場合、開口率は約66%(3分の2)です。3分の1は常に閉まっている状態になります。 しかし、結論から言えば、日常の使用においてこれがデメリットになることはほとんどありません。一般的な一間幅(約160センチ強)のクローゼットであれば、有効開口幅は1メートル以上確保できます。日本の一般的な敷布団の幅は約100センチですから、少し斜めにする必要もなく、余裕を持って出し入れが可能です。

むしろ重要なのは、「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けることです。 常に開けておくメインの場所(ゴールデンゾーン)には毎日着る服やカバンを置き、扉が重なって少し奥まる場所(引き込みスペース)には、季節外れの家電や来客用の布団など、頻繁に出し入れしない物を収納する。このようにゾーン分けを意識するだけで、全開にならなくても全く不便を感じずに使うことができます。

後悔しないための重要ポイント!引き出しとレールの関係

ただし、連動引き戸にはプランニング時に絶対に見落としてはいけない注意点があります。 それは「引き出し収納の配置」と「枠の奥行き」です。

まず、収納内部にチェストや衣装ケースを入れる場合、配置場所には細心の注意が必要です。 先ほどお伝えした通り、連動引き戸は左右どちらかに扉3枚分の厚みが重なります。もし、その「扉が溜まる側」に引き出しを置いてしまうとどうなるでしょうか? 引き出しを開けようとした時に、重なった扉の側面にぶつかってしまい、全開にできなくなるのです。 これを防ぐためには、引き出し類は必ず「開口が広くなる側」に寄せて配置し、扉が溜まる側にはハンガーパイプなど「吊るす収納」を持ってくるのが鉄則です。

次に「枠の奥行き」です。 3枚の扉を走らせるため、連動引き戸の敷居(レール)は、折れ戸の枠よりも幅が広くなります。一般的な壁の厚みよりも枠の方が太くなってしまい、リフォームの場合、部屋側やクローゼット内部に枠が出っ張ってしまうことがあります。 これにより、クローゼット内部の有効奥行きが数センチ浅くなり、今までギリギリ入っていた衣装ケースが入らなくなったり、ハンガーに掛けた服の袖が扉に擦れてしまったりするトラブルが起こり得ます。 「たかが数センチ」と甘く見ず、事前にしっかりと採寸を行うことが成功のカギです。

デザインと機能で選ぶ 掃除のしやすさも進化

機能面だけでなく、デザイン性の高さもLIXILラシッサシリーズの魅力です。 インテリアのテイストに合わせて、木目の質感や取っ手のデザインを自由に選ぶことができます。 特におすすめなのが「ミラー付き」の扉です。扉の1枚を鏡にすることで、部屋の中に姿見を置く必要がなくなり、さらにスペースを有効活用できます。着替えてその場ですぐに全身チェックができるので、朝の身支度が驚くほどスムーズになりますよ。

また、「引き戸はレールの溝にゴミが溜まりそう」と心配な方もご安心ください。 最新のレールは非常にフラットな形状をしており、掃除機のヘッドが引っかかることもありません。溝も掃除がしやすいように設計されているので、サッと掃除機をかけるだけでキレイを保てます。リフォームの場合は、床を傷つけずに上から設置できる薄型レールも用意されているので、大掛かりな床工事なしで導入できるのも嬉しいポイントです。

リフォーム成功への第一歩は「正確な情報」から

LIXILのラシッサ連動引き戸は、狭い部屋の悩みを解決し、家事動線をスムーズにしてくれる非常に優秀な建具です。 しかし、そのメリットを最大限に活かすためには、自宅のクローゼットの寸法を正しく把握し、収納するものに合わせたレイアウト計画を立てることが不可欠です。

「うちは取り付けられるのかな?」 「どのサイズを選べばいいんだろう?」 そう迷ったら、まずはWebカタログで詳細な寸法図を確認したり、ショールームで実物を触ってみたりすることをおすすめします。特に連動の軽さや、開口幅の感覚は、実際に体感してみないと分からない部分が多いものです。

そして何より、リフォーム会社に相談する前に、ある程度の知識を持っておくことが大切です。 こちらの記事では、さらに詳しい寸法の見方や、失敗しないためのチェックリストなど、ブログだけでは書ききれなかった深い情報を掲載しています。

https://lrs.senseproject.jp/?p=2988

理想のクローゼットを手に入れて、毎日の暮らしをもっと快適に、もっと自由に楽しみましょう。 扉一枚変えるだけで、あなたの部屋は見違えるほど使いやすくなるはずです。

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