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K様邸浴室・洗面室・トイレ改修 その②(浴室・洗面室施工編)

こんにちは。

大久保です。

今回は第二話目として浴室と洗面室の施工前後を紹介させていただきます。K様の浴室と洗面室空間はどのような変貌を遂げたのでしょうか?写真を交え、ご紹介させていただきます。

【改修計画図】

【施工前浴室】

【施工前洗面室】

改修計画と施工前に関しては先日紹介済みですので割愛させていただきます。説明をご覧になられたい方はその①のブログをご参照ください。

K様邸浴室・洗面室・トイレ改修 その①(概要編) | ハウズ 武蔵野

【施工開始】

いつものように共用部や室内の養生をします。今回は私が施工した翌日から施工開始の他業者さんがいました。かなりラッキーだったのでは!?

・施工1日目

【洗面台解体】

今回は洗面台解体と配管から開始です。築20年くらいの洗面台は間口現場合わせのしっかりとした設備が取付されている事が多いです。ただ置いただけの洗面台と違い、設備解体にも時間がかかります。単純なタイプだと浴室解体と同日に行うのですが、このようなタイプの時は洗面台解体と配管のみで1日見ておきます。一面鏡の外しなどの割れモノ作業もありますので焦らず、安全にしっかりと施工を進められるように段取りしています。

埋込収納の撤去部分です。ここは後で壁として埋めてしまいます。隣接の収納の箱と裏のPSスペース(マンション共用の立管スペース)がのぞけます。

・施工2日目

【浴室解体及び配管】

浴室の解体になります。この当時の浴室は浴槽で使用した水を真下に抜いて、写真左の方にある排水口に流し込みます。水は流れるのですが浴槽からの皮脂汚れや髪の毛などは一部残ってしまいます。基本的に清掃の出来ない部分なので、浴室をきれいに使われている方でも汚れが溜まってしまいます。エプロン下のこの汚れどうにかならないかとご相談を受けますが・・・。この当時の浴室の弱点部分で、対応は難しいところになります。今の浴室はこの弱点はしっかりと改善されています。浴槽の排水は排水口部のトラップと直接配管で繋がれていますので、このような汚れの心配はなくなっていますのでこれから工事をされる方はご安心ください。

浴室解体を行った後は配管作業です。湯水に排水、追い炊きの行き戻りの配管切り回しを行います。写真には無いですが換気ダクト系統の配管処理も行っています。これで新しい浴室の設置準備は完了です。

【洗濯機設備の撤去】

洗濯機を移動させていただき、洗濯機設備も撤去させていただきました。

【片付け】

施工の片付け、道具や資材の整理をして、2日目の作業も完了です。

・施工3日目

【浴室設置】

搬入トラックの到着です。これからこの部材を部屋に運んでいきます。

室内ではフレームから組立をスタートしています。外の写真は撮り忘れ・・・外では壁パネルの穴開けや浴槽設置の準備をしています。

新しいユニットバスの据え付け完了です。今回の施工は高層階だったので加工場所の確保に苦労しました。ただ幸いにも比較的に風の弱い日だったので、スムーズに組立対応が出来ました。

・番外編

台所の収納内にタイルカーペットを敷き込みました。『前回の台所施工時は収納の中は見えないから施工から外して』となり、施工していませんでした。ただ他がきれいになったら床の汚れが気になってしまったとの事です。今回のユニットバス施工立ち会い終わって手の空いた空き時間に敷き込みさせていただきました。枠廻りもぴったり納まりました。これで気になる床汚れのお悩みともおさらばできましたね♪

・施工4日目

【大工木工事及び電気工事】

ユニットバスの照明と換気扇結線、換気ダクトの接続を行います。リフォームの施工には色々な区分があります。会社によっては多能工で全て行ってしまうところもありますが、私は各専門の職方に分担して行ってもらいます。手配する方としてはこまかく段取りしないとならないので大変ですが、施工仕上がりは各々の専門で行えるので間違いないしっかりとした仕上がりに繋がります。この作業中も外では大工さんは入口枠の施工をしていますので、新しいユニットバスにほこりが入り込まないようにビニールでしっかりと養生をしておきます。各職方ごとに分けて施工出来ればいいのですが、工期が伸びてしまいます。在宅施工ですとお施主様の負担を軽減する為にも工期短縮の工夫も必要になります。職人さんも施工しやすいよう、お施主様の大切な新しい浴室を汚さないよう・・・色々な事を考え施工を進めていきます。

浴室入口枠の取付と周囲の壁補修です。こまかなところでは照明のスイッチと換気扇のスイッチの縦ラインの芯位置を合わせたり、見えないところですが洗濯機のコンセントと浴室の照明スイッチなどの高さを位置調整し合わせたりもしています。ちょっとした事ですがこういったこまかい事を行う事により、見た目や使い勝手の違和感が少なくなります。よりよい完成に近付く工夫になります。

洗面台の三面鏡設置部の下地を補強し、しっかりとした取付出来るようにしておきます。隣接の埋込収納あった場所もボードでふさいでおきます。

照明と換気ダクトの位置が悪かったので、こちらも今回の施工に合わせて調整を行いました。通り芯も揃えておきました。こういう積み重ねが大切です。

洗面室裏のキッチンでは洗面室の収納とトイレの吊戸扉のシート貼りを行っております。今回施工予定の内装に馴染みやすいようにと、提案させていただきました。こういった作業場所の分担や設定、順番立ても現場管理に欠かせない作業になります。

・施工5日目

【内装工事】

昨日までの現場進行状況を見た奥様は不安を感じられていたそうです。旦那様は任せておけば問題ないよと思われていたようですが、奥様は違いました。天井や壁がフランケンシュタインみたいになっているけど本当にきれいに戻るのかと・・・。私達は普段から見慣れている光景なので全く不安になる事はありませんが、リフォーム施工をあまり経験されていない方だと確かに不安になりますね。そういう私も駆け出しの頃はこういった施工状況を見て不安になっていました。念入りにパテ処理を行い、奥様の不安を払拭出来る仕上げになるように対応させていただきます。

キッチン施工の時からわかっていたので、今回も行います。K様邸は入口から50cmくらいまでは下地が躯体でモルタル仕上げになっています。その奥側(職人さんのいる付近)はフリーフロアにベニヤ板で仕上がっています。配管を切り回すスペースとして造作しているようです。洗面台のちょうど立つあたりで切り替わっています。

新築時に行っている施工の境目の仕上げがあまりよくなく、仕上げに貼られているCFにくっきりとラインが出てしまっていました。その部分がより自然に仕上がるように念入りに下地処理を行ってもらいました。

内装もきれいに納まりました。そしていつの間にか洗濯物干しも取付出来ております。今回の施工で突っ張り棒→浴室のランドリーパイプを利用したしっかりとした物干し掛けに交換させていただきました。大工さん入った木工事で下地もしっかりと補強してあるのでずれる事や外れる心配もなくなりました。安心してお使いいただけます。K様が浴室使う時に気兼ね無いよう、そして翌日行う洗面台の設置をスムーズに行えるように養生しておきます。

・施工6日目

【洗面台設置】

今回は間口調整出来るシステムタイプの洗面化粧台を設置させていただきます。表で開梱し、所定部品を取付し、室内に搬入して順次組立を行います。下台を据え付け、カウンターを取付、三面鏡を所定の高さ設定で取付していきます。最後に隙間埋め部材をはめ込み、壁との取り合い部分にコーキングを打って施工完了です。

洗面台も取付完了しました。あとは天井照明の取付と仕上げのタイル貼りを残すのみです。

洗濯機置場は無事に完了しました。洗濯機上のスペースの有効活用出来るように可動棚も合わせて設置させていただきました。

・施工7日目

【タイル貼り及び照明取付】

タイル施工の為の養生をします。そして、その後は・・・私も他作業を行っていた為、写真撮影せず・・・。

これで実働全7日に渡った浴室と洗面室の施工が完了しました。どのような変貌を遂げたのでしょうか?

【浴室及び洗面室空間の施工完了】

・ユニットバス(LIXILリノビオ)

鏡とカウンターの間にあるバーは棚に置いた物の落下防止と、洗い場や浴槽から立ち上がる際の姿勢保持の為の手摺の役割を果たします。写真ではわかりませんがこのバーと水栓のカバーはファブリック調のデザインが施されています。メタルで統一した小物と合わせて、高級感のある仕上がりとなっています。

通常は真ん中あたりに設置されるシャワーバーですが、この仕様の浴室の場合は隅に設置されます。使い勝手や見栄えを考慮したデザインとなっております。

・洗面化粧台(LIXILルミシス+ガラスモザイクタイル)

鏡を三面鏡に変更する事により、足りなかった収納量を補いました。タッチレスタイプの照明スイッチですのでスイッチ周りを汚す事なく照明のオンオフも可能です。

以前は無かったところにスイッチを設けました。これは天井のダウンライト用のスイッチになります。元は洗面台に立った際の背面にありました。これだと洗面台使用時わざわざ後ろを向かないといけない為、使用時に不便を感じられていました。内装施工も行い、電気職方も入る施工でしたので、合わせて移設対応をさせていただきました。

三面鏡と下台の間はタイルでの仕上げになります。採用品はガラス製のモザイクタイルになります。間接照明の光を受けると夜空に輝く星のようにきらめきます。心ときめく奥様お気に入りの洗面台の完成です。

・洗面室全景

浴室を落ち着いた色目で仕上げましたので、こちらの洗面室は明るめのトーンでまとめさせていただきました。グレー→シルバー系のトーンで、全体的な統一を図れるように提案させていただきました。狙い通りの洗面室空間に仕上がったかと思います。

・造り付け収納の扉

これは元からの造り付けの収納の扉になります。施工しないままだと、経年劣化の見受けられる扉のアイボリーだけが浮いてしまいそうだったので、今回の施工でシートを貼らせていただきました。

・洗濯機置場

洗濯機上に造作の可動棚を設置しました。脱衣カゴや洗濯洗剤などを置けるスペースとなります。置いているかごは我が家でも愛用している無印良品のかごになります。表はファブリックタイプとなっておりますが、中はプラスチック製になっています。見栄えと使い勝手を組み合せたかごです。今回の施工に合わせてK様に事前におすすめし、購入いただいていました。あとちょっとしたところですが洗濯機パンの埃が溜まったり、生活感出てしまったりなトラップ部分を隠せるように棚板の余りを加工したりもしました。

以上で第二話目の浴室・洗面室のご紹介完了です。施工の裏側や私のこだわりなども合わせて紹介出来たかと思います。分けての製作を試みた今回のシリーズブログですが、分けたにもかかわらず大分長い内容となってしまいました。自分のくどさと文章まとめ能力が悔やまれる結果ですね(-_-;)

次回の第三話はトイレの施工前後を紹介させていただきます。ではまた。

武蔵野店 平営業 大久保

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