最近、無料点検などのきっかけで当然訪問し、問題がある事を指摘して強引に契約に結び付けるリフォーム業者が増えています。突然リフォーム業者が訪問してきた時は以下の点にご注意ください。
悪徳リフォームを避けるためのチェックリスト
① 会社の"素性"を必ず確認する(信頼性)
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会社名・住所・代表者名が名刺や請求書に明記されているか。実在しない住所(自宅集合だけ、レンタルオフィスのみ等)は要注意。
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建設業許可や登録(規模による)が必要か確認。大きな工事なら必須。
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過去の施工写真・施工実績、顧客レビューを複数確認(SNS・口コミも)。
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地元の取引先(材料店や下請)に照会できるか聞くと信頼度が分かる。
② 見積り・契約は書面で・項目を細かく
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見積書に「材料名、寸法、数量、単価、工賃、諸経費、消費税」が分かれているか。
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総額だけの"一行見積り"は要注意。安く見せて追加請求する手口あり。
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工期、支払条件(回数・金額・タイミング)、保証期間、アフター対応、キャンセル条件を明記。
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契約書は必ず読む。不明点はその場で説明を求め、曖昧ならサインしない。
③ 支払いルール
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着手金=契約金は全額一括では渡さない(目安:着手金は30%以下)。
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現金手渡しや「すぐ払え」「今日限り」の強引な要求はNG。振込か請求書で記録を残す。
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完成後に領収書・保証書・施工写真(ビフォーアフター)を受け取る。
④ 現場管理・許可・保険
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工事に許可や申請(市役所・建築確認など)が必要なら業者が代行・説明するはず。無許可を勧める業者は危険。
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損害保険・賠償責任保険に加入しているか確認(施工中の破損や近隣への被害に備える)。
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着工前にご近所への挨拶や養生、騒音対策について説明があるか。
⑤ 契約後〜施工中に注意する"赤旗"(要警戒)
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追加工事を次々と持ち込んで金額を吊り上げる。
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「特別値引き」は最初だけ低価格、その後高額オプションを追加する手口。
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業者が材料を全て現場で決めて後出し請求。
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契約書を渡さない、サインを急がせる、連絡先が頻繁に変わる。
⑥ 相談窓口・確認先(困ったら)
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地元の消費生活センター(消費者ホットライン)、市区町村の住宅相談窓口へ相談。
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建築士会やリフォーム関連団体(リフォーム事業者団体)に照会して信頼性を確認。
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契約前に複数(最低2〜3社)の見積りを取る。
頼んでいない点検はまず断る。人柄の良さそうな人が多いですが要注意です。
うちにはよく頼むリフォーム業社がいるのでそちらに相談するというのも効果があります。
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