栃木県 2021年9月 9日
築40年。お父様が残した古き良きものを残し、紡いでいく家へ。
茶の間が中央にあり、南に応接間、北に台所があり、それぞれが壁で仕切られ陽が当たりづらく、暗くて寒い。庭木を切ったことで廃材木が出て、それなら薪ストーブを設置してみようかということに。
リノベーションするにあたり、お父様が当時力を入れて作られた格天井と、仏壇の位置は変えたくないとのご希望で間取りに制限はありました。思い出を残しつつ、暮らしやすく改築したいというご希望でスタートしたリノベーションでした。
生活をしながらのリノベーションのため、不便なことも多かったですが、満足のいくリノベーションとなりました。
「思い入れがたくさんあって、建て替える気になれなかった」とのことで最初にお話しいただいてから5年以上の年月を経て、着工となりました。
南側のリビングは無垢の木の材質が気落ちよく、お孫さんがよく遊びに来てくれるようになったそうです。
床にごろごろ転がったり、テーブルをだしてお絵かきしたり、テレビを見ながら体操したり、多目的につかっているとおっしゃっていました。
以前と違い、風が抜け、光が差し、自然と人が集まり笑顔となる。そんな家をこれからも紡ぎ続けていっていただけたらと思います。
費用(税込) | 1000万円〜 |
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建物種別 | 戸建て |
担当者コメント
LIXILリフォームショップとちぎリフォーム スタッフ 大塚 真弘
「壊してしまうのは簡単にできる。でも一度壊してしまったら二度ともとには戻らない」新しく作り変えることはそんなに難しいことではありません。 お客様が紡いできた、家族の歴史・想い出。 それらを活かし、残し、繋いでいく。それがリノベーションだと思っています。 ひと手間、ふた手間かけたとしても、残すべきものは残していくのが私たちの使命だと思っています。