動物たちの間
和室を改修した「動物たちの間」は、人と動物が安心して過ごせる空間です。スムーズな動線と、耐久性・清掃性に優れた素材を採用し、自由にのびのびと行き来できる設計で、動物たちとの暮らしがより楽しく、快適になりました。
回遊動線を意識したキッチン
キッチンは、使いやすい動線を意識し、壁、建具、ガラス窓で囲った設計とすることで動物たちの侵入を防止し、視線が抜ける開放感と回遊性を実現しました。さらに、構造上の制約で囲炉裏の間と床の高さに差が生まれましたが、その段差を逆に活かし、キッチンを一段下げて配置。
古民家に調和する現代の暮らし
土間側からもアクセスできるキッチンは、寝室とトイレへと続くラウンド動線で、高級感と手入れのしやすさを両立。伝統的な古民家の趣を残しつつ、現代のライフスタイルに合った快適なキッチン空間を実現しました。
四季の快適さと静けさ
窓にサーモスⅡ-Hの複層ガラスを採用して断熱性能を向上させたことにより、冬の冷気や夏の熱気を和らげるだけでなく、外部からの音や動物の鳴き声の漏れも軽減。人と動物のどちらにとっても心地よい空間が実現しました。
古民家の趣を大切に
広間の掘りごたつと組み合わせて囲炉裏を設置しました。かつての跡を参考にしつつ、現代の安全基準を満たすため、囲炉裏を囲う外箱は、針葉樹合板に耐火・断熱性の高いサイディング板を張り、耐火煉瓦で仕上げています。
ゆったりくつろげる空間
玄関からつながる土間スペースを設けて愛犬と遊べる場所をつくり、土間スペースの窓は風景を切り取ったかのような窓からの眺めを楽しめるように工夫しました。