「三が日とお正月とはそもそも・・・」
三が日は、元旦から三日まで。
松の内は歳神様がいらっしゃる期間で7日まで(地域によって10日、15日があり)と言われています。
正月の正は「初め」「改まる」という意味があり、昔は最初の月、つまり1月を正月と言っていたそうです。
三が日にしてはいけないこと
お正月の三が日には昔からやってはいけないことがいろいろとあるそうです。
掃 除
お正月には歳神様は福を持って家を訪ねてくださいます。そこで掃除をすると追い払うことになるのだそうです。
キッチンやバス、トイレの掃除、洗濯などの水仕事も避けた方が良いそう。
でも、現代の生活スタイルを考えると難しいですね。
せめてトイレやキッチンの掃除といった家事をお休みして、自分流にゆったりとした時間を増やすのも良いですね。

け ん か
1年の運勢が決まる大事な時に争いをすると、悪い運気を植えつけてしまうと言われています。三が日は穏やかな気持ちで過ごしたいですね。
お 金 を 使 う
住む地域により異なりますが、年の初めにお金を使いすぎるとその1年はお金がたまらないのだそう。初詣のお賽銭は良いそうです。

福袋や旅行などお正月はお金を使うことがいろいろありますが、大切なのは、神様への感謝をし、この1年浪費せず、計画を立てながらお金を使うことを年の初めに心がけること。
ぜひ、お金について考えてみましょう。
ほかに、刃物を使ってはいけない、四つ足歩行の動物の肉を食べてはいけないことといったことも。

どれも今の暮らしにはなかなか難しいことかも・・・。
でも、昔の言い伝えって、興味深いですね。
家族や親戚など人と集まる機会が多いお正月なので、いつもよりゆったりとした気持ちで穏やかに過ごせると良いですね。
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