【工務店とは】
特定の地域に密着し、その地域の特徴や風土に考慮した家づくりができる住宅会社。新築工事だけでなく、増改築、トラブルの対応、アフターメンテナンスも可能。
【ハウスメーカーとは】
自社ブランドを持って、全国規模で営業展開している住宅会社。対応エリアが広く、各地域に営業拠点がある。
─────工務店とハウスメーカーの違い─────
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工務店 |
ハウスメーカー |
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①プランの自由度 |
自由設計 |
制約がある |
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②建築コスト |
安い |
高い |
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③アフターメンテナンス |
会社による |
マニュアルがある |
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④工期 |
長い |
短い |
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⑤品質 |
職人の腕による |
安定している |
①プランの自由度
工務店は、自由に希望の間取りや設備を選べ、こだわりのある家づくりも可能。ハウスメーカーは、用意されたプランの中から選んで組み合わせるのが一般的。
②建築コスト
工務店は、地域からの問い合わせや紹介などの人脈があり、営業や広告費用が少なくて済む。自社で施工すれば、下請けに手数料を払う必要がなく、原価に近い価格で販売可能。ハウスメーカーは、広告宣伝費や展示場の管理費、人件費などの運営コストが上乗せされる。
③アフターメンテナンス
工務店は、人手が少なく十分な対応ができない会社もあれば、担当者が丁寧な手厚い対応をしている会社もあり、ばらつきがある。ハウスメーカーは、メンテナンスにマニュアルがあり、定期点検が標準化されている。
④工期
工務店は、一から設計し、資材の加工も自社で行うため、期間は長い。ハウスメーカーは、設計から完成までの施工の流れがシステム化されており、効率的で短期間に施工可能。
⑤品質
工務店は、職人の腕により品質が左右される。ハウスメーカーは、工事や施工、材料などに標準的な仕様が決められているため、品質が安定している。
──工務店のメリット&デメリット──
【メリット】地域の特徴や風土を考慮した家づくりができる。間取りや設備の自由度が高い。こだわりの家が作れて、費用が安く済む。工務店によっては、トラブルへの対応が早く、アフターフォローが手厚い。担当者が丁寧、誠実な対応をしてくれる。
【デメリット】工期が長くなりがち。材料や工事の品質が安定しない。技術やサービスに差がある。
──ハウスメーカーのメリット&デメリット──
【メリット】知名度とブランド力があり、材料や工事の品質が安定している。従って、売却もしやすい。長期保証などのアフターメンテナンスが充実している。全国に営業拠点がある。
【デメリット】建築費用が高い。細かい要望は対応できない。
───まとめ───
工務店とハウスメーカーの違い、いかがでしたか。どちらもメリットとデメリットがありますので、よく考えてご自宅のご要望に合う方を選択してください。
ちなみに、弊社もこだわりの住宅を施工しておりますので、ぜひご覧ください。
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