手間をかけて、きれいに仕上げる!人工芝の施工手順をご紹介
「お庭に緑を取り入れたいけど、手入れは大変...」
そんなお悩みを解決してくれるのが人工芝です。見た目は天然芝に近く、雑草対策にもなり、ペットやお子さまにもやさしい素材として人気が高まっています。
今回は、人工芝の施工手順とおすすめの人工芝商品、そして施工事例の写真をご紹介します。DIYでもできますが、仕上がりを重視するならプロに依頼するのがおすすめです。
① 施工前の準備
まずは施工する場所の確認です。人工芝は基本的に平らな場所に施工するため、傾斜がきついところや凹凸が多い場合は整地作業が必要になります。
② 雑草の除去・整地
施工場所の雑草を取り除き、地面を平らにならします。
スコップやトンボを使い、表面をしっかり整えることで仕上がりが美しくなります。
③ 下地に砂を撒く
地面を整えたら、砂を薄く均一に撒いていきます。
この砂は、人工芝の下地を安定させ、排水性を高める役割があります。
【ポイント】
・撒いた砂はトンボでしっかり平らに均します
・湿らせて軽く踏み固めることで、砂が動かないようにします
④ 防草シートの設置
砂を均したら、次に防草シートを敷きます。
雑草の再発を防ぎ、人工芝の下から草が生えてくるのを防止します。
防草シートは隙間なく敷くことが重要。
風でめくれないよう、U字ピンでしっかりと固定します。
⑤ 人工芝を敷く
いよいよ人工芝を敷き詰めていきます。
ロール状になっていることが多いので、端から順に広げて、シワが寄らないように丁寧に施工していきます。
【ポイント】
・ジョイント部分(芝のつなぎ目)が目立たないよう、芝目の向きを揃える
・必要に応じて、ジョイントテープや接着剤を使用して、しっかりと固定
⑥ 仕上げ・固定
全体のバランスを見ながら、人工芝の端をU字ピンや専用釘で固定していきます。
浮きやズレがないか確認し、芝が自然に見えるように毛並みを整えたら完成です。
おすすめの人工芝商品
当社で特におすすめしている人工芝商品を3つ、特徴とともに詳しくご紹介します。
1. リアル人工芝
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特徴:天然芝の質感にこだわり、一本一本の芝の繊維が柔らかく、ふんわりとした触り心地です。
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耐久性:紫外線や雨に強い耐候性素材を使用し、色あせや劣化が少ないため、長期間美しい緑を維持します。
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用途:ペットがいるご家庭やお子さまの遊び場にも適しており、安全性にも配慮しています。
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お手入れ:ホコリやゴミが付着しても掃除しやすく、簡単にメンテナンスできます。
2. クローバー
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特徴:見た目のリアルさだけでなく、芝丈や色味のグラデーションが豊富で、自然の芝生に近い見た目です。
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耐久性:UVカット加工が施されており、強い日差しの下でも色あせにくいのが特徴です。
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快適性:適度なクッション性があり、踏み心地が良いためお庭やベランダ、バルコニーにおすすめ。
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施工性:比較的柔らかく加工されているため、カットや施工がしやすいのも魅力です。
3. リアリーターフ
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特徴:特殊な繊維構造で芝の毛がしっかりと立ち上がり、立体感のある美しい仕上がりに。
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耐久性:耐摩耗性に優れ、スポーツ施設や公共施設でも使われるほどの強さがあります。
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排水性:芝の裏面にしっかりとした排水孔が設けられており、雨水がスムーズに流れます。
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メンテナンス:芝が倒れにくく、ほこりや汚れも簡単にブラッシングで取り除けます。
まとめ
人工芝は見た目の美しさだけでなく、手入れのしやすさや安全性でも多くのメリットがあります。
下地に砂を撒く工程をしっかり行うことで、排水性や芝の安定性がアップし、より長持ちする施工が可能になります。
お庭に緑のアクセントを加えたい方は、ぜひ人工芝の導入を検討してみてください。
ご不明点や施工のご相談は、当社までお気軽にお問い合わせください。