真夏のひざしをさえぎる、住まいの知恵
年々暑さが厳しくなっている日本の夏。気象庁のデータでも、真夏日(最高気温30度以上)の回数が全国的に増えていると報告されています。「昼間、室内にいてもじっとりと暑い」「エアコンをつけてもなかなか涼しくならない」そんなお悩みを抱えている方は少なくないはずです。
実はその暑さ、室内に入ってくる"日差し"が大きな原因になっています。窓から差し込む強烈な太陽光は、室内の温度をぐんぐん上昇させるだけでなく、家具や床、カーテンの日焼けの原因にもなります。暑さ対策は冷房に頼るだけでなく、"日差しをさえぎる"ことから考えることが、とても大切なのです。
暑さの原因は「窓」だった?
家の中に入る熱の約7割は、窓などの開口部から入ってくると言われています。つまり、窓からの日差しをどう遮るかが、快適な室温を保つカギになります。
多くの方がまず思いつくのは「遮熱カーテン」や「レースカーテン」かもしれませんが、実はカーテンで遮っても、すでに部屋の中に熱が入り込んでしまっている状態。より効果的なのは、室外で日差しを遮る工夫です。
スタイルシェードで、夏の強い日差しをカット
LIXILの「スタイルシェード」は、窓の外に取り付けるタイプの可動式日よけ。必要な時にさっと引き出すことができ、使わないときはすっきりと収納できます。
このシェード、実はただの布ではありません。特殊な素材を使い、太陽の熱を最大約83%カットする高機能。日差しだけでなく紫外線もしっかりカットしてくれるので、室内の日焼け対策としても効果的です。
しかも、外の視線をゆるやかに遮りながら、風はしっかり通してくれる構造。まさに夏向きのアイテムです。
テラスやデッキには「彩風(あやかぜ)」という選択肢も
もしお庭やベランダにスペースがあるなら、LIXILの「彩風(あやかぜ)」のような電動オーニングもおすすめです。建物の外壁に設置するタイプの日よけで、広げるとまるでカフェのテラスのような空間に。
こちらも直射日光を遮ることで、室内の温度上昇を抑える効果があり、エアコンの効率を高めてくれます。キャンプチェアやテーブルを置いて、夕方には風を感じながらのんびり一杯......そんな楽しみ方もできます。
まとめ:外からの暑さ対策で、暮らしが変わる
暑い夏を快適に過ごすためには、冷房だけに頼らず、家そのものの"遮熱力"を高めることがポイントです。窓の外で日差しをカットすることで、室内の温度上昇を防ぎ、省エネにもつながります。
夏の住まいを見直すことで、毎日の暮らしはもっと快適に、もっと健やかになります。
「夏になると家が暑くてつらい」「もっと涼しく過ごしたい」そうお考えの方は、ぜひ外からの遮熱対策を検討してみてください。
リフォームのご相談は、お近くのLIXILリフォームショップ アップルホームまで。私たちが、ひとつひとつのご家庭に合った快適な夏の暮らしをご提案いたします。
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