
網戸を閉めているのに虫が入るのはなぜ?
「網戸を閉めているのに蚊が入ってくる」という場合は、次のような原因が考えられます。
- 網戸と窓の間に隙間ができている
- 網戸に小さな穴や破れがある
- 網押さえゴムやモヘア(すき間をふさぐ部材)が劣化している
- 夜間、室内の明かりに虫が引き寄せられている
- 窓の近くに植木や水たまりがあり、虫が集まりやすい環境になっている
まずは網戸の状態を確認し、原因を見つけることが大切です。
網戸の正しい使い方
引違い窓では、網戸の位置によっては窓との間に隙間ができる場合があります。ここから虫が侵入してしまうので、網戸と窓に隙間をつくらないよう網戸を閉めるのがポイントです。
窓を全開にしているときは、網戸が右側でも左側でも隙間はできません。しかし、窓を半開きにしているときは、隙間ができてしまう場合があります。大切なのは、「網戸がサッシにしっかり密着している状態」で閉めることです。特に、モヘア(網戸の縁についている毛状の部材)が窓枠と密着しているかを確認しましょう。
なお、窓や網戸の構造はメーカーや製品によって異なるため、取扱説明書や住宅メーカーの案内を確認すると安心です。
網戸からの虫の侵入を防ぐアイテム・対策
部屋に虫が入ってこないようにするには、網戸に防虫対策をすることも有効です。ここでは、オススメの網戸の虫よけアイテムと対策方法を紹介します。
- 網戸用防虫スプレーを活用する
網戸に直接吹き付けるタイプの防虫スプレーは、網戸に止まった虫を寄せ付けにくくする効果が期待できます。製品によって異なりますが、効果は約1~3か月程度持続するものが多く、定期的に塗り直すことで効果を維持できます。
※雨風の影響を受けるため、定期的な再塗布がおすすめです。
- 網戸用防虫シートを貼る
貼るタイプの防虫剤は、取り付けが簡単で手軽に始められるのが魅力です。面ファスナータイプが多いのでつけ外しも簡単で、雨にも強いのがメリット。使用期限を確認し、効果が切れる前に交換しましょう。
- 塗るタイプの網戸用防虫剤
完全に虫の侵入をバリアしたいときは、ムラなく薬剤を塗布できる塗るタイプがオススメです。飛び散らず、網戸に直接塗っても薬剤が垂れにくい構造になっているので、塗りにくさもありません。塗布中に薬剤を吸い込む心配もないため安心です。
- 網戸の小さな破れは早めに補修する
小さな穴でも虫は侵入できます。市販の網戸補修テープを使えば、簡単な補修が可能です。破れが大きい場合や全体が傷んでいる場合は、張り替えや交換を検討しましょう。
- 窓まわりを清潔に保つ
ベランダや窓の近くに落ち葉や植木鉢の受け皿の水がたまっていると、虫が発生しやすくなります。定期的に掃除を行い、虫が寄り付きにくい環境を整えましょう。

網戸のお手入れ方法
網戸は外にさらされているので、ホコリや汚れがつきやすくなります。定期的にお手入れをして、傷んでいたり破損があったりしたら適宜交換しましょう。
網戸のお手入れ方法
- 網戸の汚れが気になるときは、窓を閉めて外側からホウキで優しく汚れを払い落とします。さらに残ったゴミは、内側から下に向かって払いましょう。
- 細かな汚れはフロアワイパーとウェットシートで落としましょう。フロアワイパーとウェットシートの特殊な繊維が、網戸のススやホコリを絡め取ってキレイに落としてくれます。上から下に順に拭いて、網目に詰まった汚れを残さず拭き取ってください。
- 汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めて使用しましょう。
- 最後に水拭きで洗剤を拭き取り、乾拭きで水分を拭き取れば完了です。
強くこすると網がたるむことがあるため、力を入れすぎないよう注意しましょう。
網戸の交換の目安
網戸の耐久年数は一般的に5年から10年とされていますが、使っていくほどに性能が落ちていくため4〜5年を目安に交換が推奨されています。耐久年数に達していなくても、次のような症状が見られたら、交換や張り替えを検討しましょう。
- 網が破れている
- 網がたるんでいる
- 網押さえゴムが硬くなっている
- モヘアがすり減っている
- フレームが変形している
- 開閉しにくい
定期的な点検を行うことで、小さな不具合にも早く気付くことができます。

網戸の交換方法
網戸を交換するには、ネットを張り替える方法と網戸自体を交換する方法があります。
自分で張り替える
ネットを張り替える場合は、ホームセンターなどに依頼するか自分でDIYも可能です。
【用意するもの】
- 張り替え用ネット
- 網押さえゴム
- ローラー
- カッター
- クリップ
ホームセンターでは、必要な道具がセットになった商品も販売されています。
【自分で張り替える際の手順】
①.網押さえゴムを外して古いネットを取り外します。

②.次に、張り替え用のネットをサッシの上に広げ、クリップなどで固定しましょう。

③.網戸のサイズに合わせて張替え用のネットを余裕を持たせた状態でカットし、網押さえゴムを押し込みます。

④.余分なネットをカットしたら完成です。

まとめ
網戸は、虫の侵入を防ぐだけでなく、自然の風を取り込みながら快適に過ごすために欠かせない設備です。正しい使い方を意識し、定期的に掃除や点検を行うことで、防虫効果を維持しながら長く使うことができます。
また、破れや部品の劣化を見つけたら早めに補修・交換することで、住まいの快適性も保ちやすくなります。窓を開ける機会が増えるこれからの季節に備えて、一度ご自宅の網戸の状態をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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