こんにちは!本多建設の本多和彦です。
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先日、伊集院静の「作家の愛したホテル」という本を偶然本屋で見つけて、買って読んだところ、その面白さに惹かれ、彼のエッセーで「大人の流儀」という連作になっている本を数冊買っては読んでいました。
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彼の最初の奥さんが女優の夏目雅子で、結婚後まもなく白血病で亡くなりました。最愛の妻を亡くした伊集院静の苦悩と、そこから脱出する過程も彼の著作に書かれています。
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夏目雅子は美人女優として有名で、映画でも「鬼龍院花子の生涯」や「時代屋の女房」などの話題作にも多数出演しています。私は「時代屋の女房」という映画は見ていませんが、原作となった作者が村松友視で、その本が直木賞を受賞したことも知っていましたが、未だに本は読んでいません。
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ですので、アマゾンで「時代屋の女房」を買って読もうとしたところ、村松友視は村松梢風の孫で、梢風の代表作「残菊物語」も映画となってヒットした作品で、話題の映画「国宝」の原作者、吉田修一がその映画を観て、「国宝」を書くきっかけとなったという戦前の流行作家でもありました。
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そこで、村松梢風に興味を持ち、彼は一体どんな作家だったのかを知りたくなり、孫である村松友視の著作から「鎌倉おばさん」という本があることが分かり、アマゾンで購入し、早速読んでいるところです。
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村松梢風という作家の生き様は、破天荒極まる生涯を送った人だということが分かりました。つまり、「鎌倉おばさん」という人は、梢風の愛人であり、友視はその愛人と祖父の関係を書いた本でした。本妻は清水市に住んでいるようです。
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その本の中に、戦中梢風は上海に渡り、日本の特務機関の田中少佐との交わりから、清朝末期第十代粛親王の十四王女「金壁輝」こと、日本名川島芳子と出会い、田中少佐のすすめで川島芳子の本を書くことになりました。それが、「男装の麗人」という本となって世に出たとあり、男装の麗人という言葉はとうに知ってましたが、梢風の作品の題名であることは初めて知りました。
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ここまでくると、なんだか読書からくる連鎖反応が果てしなく続くように思われ、不思議な気分となりました。こんな連鎖はそうはないでしょうから、今回それを書いてみた次第です。
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・今年初めて本屋に行って、一冊の本を買いました。
・伊集院静の「作家が愛したホテル」を買いました。彼の旅のエッセーが読みたくて。
・その本が面白く、伊集院静のエッセーを数冊買いました。
・伊集院静の最初の奥さんが夏目雅子で、「時代屋の女房」映画のヒロインになったのに、まだその映画を観ていなかったので、原作が村松友視の直木賞受賞作でもあるので、その本を買いました。
・村松友視の祖父が作家の村松梢風といい、破天荒で無頼な生き方をした人であることに興味を持ち、村松友視が梢風と愛人のことを書いた、「鎌倉おばさん」をさらに購入して読みました。
・その本の中に梢風と川島芳子との交流から「男装の麗人」という本が生まれたことを知ってびっくりしました。
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一冊の本からこんなに連鎖が繋がったなんて、やっぱり、読書は人に何かを与えてくれるもんなのですね。
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2026.06.09
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