LIXILリフォームショップ中島木材

お見積・ご相談・お問い合わせはこちら 0120-11-0414

LIXILリフォームショップ中島木材

お見積・ご相談・お問い合わせはこちら 0120-11-0414

小林一茶 <這え笑へ二ッになるぞけさからは>


天気予報は雪だったけど、朝方から雨がしとしとと。夜中から降っていたのかしら。
出勤時、庭の松が白く見えました。
雪ではなく、雨が凍っているのですね。
見渡せば木々が雨氷で、白いお花が咲いているみたいです。
これがこの時期本来の陽気なんですね。
 
昨日の信濃毎日新聞の斜面は、「小林一茶」から入りました。
あまりに有名な俳人です、長野県の方ですから特に親しみ深い方。
 
一茶は50歳で故郷に帰り、結婚。
長男は早死し、その2年後に娘を授かる。
その時の句が句文集「おらが春」にある。
<這え笑え二ッになるぞけさからは>
<たのもしやてんつるてんの初袷>
<子宝がきゃらきゃら笑うほた火かな>
 
生まれたら1歳と数えた時代、二ツは1歳の誕生日ということなのでしょう。
子が生まれた喜びで句が踊っているよう。
喜ぶ姿が生き生きと目に浮かぶよう。
 
その愛娘は満1歳で病死。
<露の世は露の世ながらさりながら>
と痛々しい。
その後3児をもうけたが、成長をみることはなかったという。
 
どれほどか悲しんだことだろう。
 
「斜面」はそこから、最近の子供への虐待にもっていっている。
引用
<よく知られる名著と名句をあえて引いたのは、人の心が疑わしく思えて来たから。親が、大人が、子どもをあやめる。そんな報道に接するたび、胸がふさがる。我が子のみならず、小さく弱きものに情を傾けた一茶。その優しさに触れれば、人間の命をいとおしむ心を信じられるだろうか>
 
教科書で習った句しか覚えていない私。ただその昔この人の伝記のような物は読んだことがある。
こんな句があることは知らなかった、ひどく胸を打たれたのでした。
 
愛おしい子育てができないのはなぜなのだろうか。
それぞれに背景も事情もあるだろうけれど、そうなる前に誰かに助けを求めて欲しい、それができる社会であってほしい。
お読みいただきありがとうございました。
 
ブログランキングに参加しています。お帰りになる前に下の3つのうちの一つにポチッをしていただけると何よりもうれしいです、お願いします。
   にほんブログ村

にほんブログ村にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳代へ
中島木材のホームページは こちら
一覧へ戻る

お見積・ご相談・お問い合わせはこちら

お見積・ご相談・お問い合わせはこちら

0120-11-0414