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司馬遼太郎著「翔ぶが如く」

この頃読んでいる本は司馬遼太郎の「翔ぶが如し」7巻です。今月になって4巻と5巻をようやく・・・・もう本当にようやく読み終えました。

 本を読むのはベットの中と決めているので、この本決してサクサクと読める内容ではありませんから・・・・・寝つけられてしまうのです(笑)

 それではならじと目覚める度に開き、また寝落ちしています。

 しかし内容は凄いです。

 社会科の勉強好きでしたが、何を勉強してきていたのだろうと、今更に思うのでした。

 幕末から明治維新を経て、今読んでいるところは明治8年あたりです。

 本当に何も知らなかったのだと、どれだけの鱗が落ちるかわかりません。

 確かに近代史の授業はサラサラと通り過ぎたというか、常に時間切れ状態でした。

 読売新聞社が出していた「日本の歴史」たぶん20巻前後あったはずですが、それを社会の授業中で全巻読みおえました。

 社会科は担任でした。高2が高3どちらの時だったのでしょう。受験科目にない授業で他の勉強をするのを内職とか言っていた頃です。

 「日本の歴史」にあまりに熱中していたので、教壇から先生が私の横に立たれるまで気が付きませんでした。

 先生は何も言わずに、その本を取り上げて中身を確認したのち、何事もなかったように教壇に戻られました。

 あとで呼び出しを受けるかなと思ったのですが、それもなく無事でした。

 歴史が面白いと思うようになったのは「日本の歴史」のおかげです。

 それかん半世紀も経って、自分が日本の歴史についてほとんどというほど知らないことに、司馬遼太郎氏の著書を読むようになってわかったのでした。

 明治維新から150年ばかりですが、あの明治維新がどんなものであったのか、そしてそれから近代国家にむけての過程を、数々の資料を読み解いて解説してくれるような本なのです。

 長いこと鎖国をしていた我が国です。

 ものすごい内容がゴロゴロと出てきます。

 大政奉還で天皇に返されたのですが、その天皇制が現在の状態になるプロセスもなるほどなるほどこういうことだったのかと納得したのでした。

 明治維新は大勢の武士を失業させました。それによる不満を抑えるために「天皇」を使ったことにより、それが昭和の戦争まで続いたのでした。

 天皇家は長い武士社会の間も、天皇家の神事をずっと守られてこられたのに、急遽そんな状態にまつりたてられてしまったのですね。

 それにしても明治の偉人たちが次から次にと司馬遼太郎氏がひも解いてくれます。

 これを知らずによくここまで生きてきたもんだと、このところしきりに思うのです。

 まだまだ勉強することがあって・・・・よかった、よかったと。

 人生退屈しないで生きて行けそうです。

                                       依田 美恵子
                             

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