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「石狩平野」船山 薫著・・・・・一生に何回も出会えぬ本

今月はお盆月です。昔から盆前には家の周囲もきれいにしてという感覚がまだ生きているようです。

 早朝の涼しいうちにでしょうか、草刈り機の音が聞こえます。

 前のお宅のおばあちゃんが道端の草取りに出てみえるのもちょうどこの頃です。

 昨年はご子息が1度除草剤をまいていましたが、それでもおばあちゃんを見かけました。お元気なんだとホッと思う瞬間です。

 我が家も恥ずかしくない程度にはと思っていますが、朝夕になかなかできないので、草に追いかけられています。

 外に出る度に100本程度では追いつきません。

 追いかけられていると言えば、信濃毎日新聞の「斜面」の写しです。ようやく出かけていた間の分の遅れも解消して、こちらもホッとしました。


 日曜日、図書館に返却に行きました。

 あえていつも通らない書架の通りを通ってみました。

 料理本と料理本のエッセー、そしてお裁縫の本をゲットしました。

 船山薫さんの「石狩平野」の上下が思いのほか、サクサクと読めました。なんたってすばらしい内容でした。

 目から鱗でした。

 明治・大正・昭和の戦前までの話です。

 私たちの世代でも日本の近代史については授業で踏み込んだ勉強をしてきていませんでした。

 この本を読むと、そうだったんだと思うことばかりです。

 私たち先輩たちがどんな社会の中で生きてきたのか、はからずも死んでいかねばならなかったのか。

 そんなことのごくわずかでも知ることができました。

 戦争を知らない子供どころか大人ばかりになりつつある今、やはり過去を振り返り総括していくことが必要に思えました。

 どれだけ今が幸せなのか、それは先人たちの上になりたっていることだと思うのです。

 最近は「権利」を主張し、それがまかり通る時代ですが、その反対側にある「義務」に日が当たりません。

 いつの世も「与えてもらうもの」だけでは成り立たないでしょうね。

 この本をお読みになるならばできるだけお早目に・・・・字が細かいので・・・・でも私でも読めましたが。

 一生の内に何回も出会えない本の1冊になりそうです。

 それではまた。
                        依田 美恵子


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