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草笛チャリティーコンサート

 土曜日のことです。あれもこれも片付けたいと飛び回って帰宅しましたら、夫が「2時から草笛コンサートだよ」と申します。

 思わず「私もですか」と聞き返したのでした。

 2週間ほど前「草笛コンサートがあるんだけど」と誘われたことを思い出しました。間髪を入れず「私はパス」と言ってあったのでしたが・・・・。

 遠まわしに遠慮するものの・・・・・誘った時にはすでにチケツトは購入済だったらしく・・・・お知り合いの方が吹かれるのだとかで・・・・ハイ同行いたしました。

 びっくりです。佐久平交流センター収容人員400名が満杯でした。チャリティーとうたつていますが、これだけの方を集められる方なんだと感心してしまいました。

 見回せば存じ上げる方がいっぱいです。半分ほどお聞きして本日しなければならない予定を片付けようと内心企んだ私ですが、さすがに途中退席はできそうにありません。

 草笛を吹く友人もいて少しは聞きかじっていましたが、佐久草笛会の草笛奏者の山崎博さんと北信濃の木の葉奏者の坂口勇一さん2人の草笛は、私の思い込みを180度覆すものでした。

 たった1枚の葉からこんなにすてきなメロディが飛び出すことに驚愕です。

 詩情豊かに、ひとひらの木の葉に心のうたをのせて・・・・哀調を帯びるのです。

 途中草笛指導を含めて2時間があっという間に過ぎました。

 最後は島崎藤村の「千曲旅情のうた」でした。「暮れゆけば浅間も見えずうた哀し佐久の草笛」の一節は古い記憶に重なるのでした。

 小諸の懐古園で私が子供の頃見かけた草笛を吹いておられた方の姿です。いつも着物姿でした。

 この方は横山祖道草笛禅師と、今回のパンフレツトにありました。以下引用です。

 師曰く「浅間山に呼ばれたように」と京都から小諸へ、旅人の思い出のための草笛を吹くことにしょうと思い立った時は、昭和33年4月、52歳でした。

 それから22年間、、行き交う旅人に佐久の詩情豊かな草笛を吹いて心の安らぎを・・・・師は、「天壌無窮」の心を悟り昭和55年6月16日示寂。

 魂は「19の春」そして「太陽山青空寺」に在り。・・・・引用終わり

 懐古園に行くと草笛を吹いているお姿を見かけしました。不思議な方としか高校生だった私の理解はその程度でした。

 詩人の「三石勝五郎」さんが長い杖を持った着物姿で闊歩されているのを何度か目にしたことがありましたが、それも高校生の頃でした。

 当時の私は何にも知らなかったんですね。

 コンサートのアンコールは震災の鎮魂歌の「花が咲く」。会場が一体となって東北に思いをはせたのでした。

                                依田 美恵子

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