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鉄腕アトムを思い出して。

 エイラの本の次に読み始めたのは、「あしたのロボット」瀬名秀明著 文藝春秋。
ちょっとどうかなと思う位の選択だわと思ったけれど、積み上がっている本の順番だからね。

 その前書きに「鉄腕アトム」がでてきた。

 私がアトムの放映をずっと見るには、不都合な年齢だったから、時たまにしかみていない。けれど歌詞の一部は頭の底に残っている・・・・。

 3.11の後、正直言って原発を安全安心だと信じて疑わなかったそれまでの自分に恥じた。

 と言うよりも、原発が日本の中にそれほど存在したことも知らなかった・・・・その無関心さにも恥じた。

 アトムが原子の力で動いていた・・・・あの頃テレビを見ていた人は原子力の平和利用の象徴としてみたかもしれない。

 日本の原発の推進にアトムは使われたかもしれないが、手塚治虫さんは、その当たりを本意ではないとおっしゃられていたと聞いたことがあったが。

 3.11を忘れない・忘れさせないと言いつつも実際は風化していってはいないだろうか。

 ベトナムでトルコでガイド氏が日本からの原発導入の話を淡々とした。ガイド氏の立場で賛成も反対も言えないから。

 誰もが豊かになりたいと思っている国の人々が、原発の恐ろしさを聞いたことがあっても、それを持続して覚えていることは不可能だろう。電気は国力の表れみたいなものだから。

 私たちだって、よその国の災難を放映された時はお気の毒と思っても、それをずっと心に留めておくことはできない。

 福島県だけでも、まだ多くの人が元の暮らしにもどることができないでいる。
もしこれが、もっと大勢の人の住む都市で起きたなら、私たちはお互いにささえあえるであろうか。

 アトムは最後に「核融合阻止装置」を抱えて太陽に向かって飛んでいって、地球を救った。

 あ~思い出したわ、この最後の場面を。その時はなんとも言えず寂しいと思ったことまでも。

                      依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

                          


 

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