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スペインの休暇6日目・・・・トレド

 まずはカテドラルへ。1226年に建設が始まって1493年に完成したスペイン・ゴシック様式の大聖堂。なんで250年もと思うけれど、ここも信者の寄付金で建てられているから。資金がなくなれば工事がストップしていたということか。

 内部の大礼拝堂の入口は鉄柵で仕切られている。鉄則といったって芸術品。とっても華麗なんだけど、なぜ柵なのと思ったりもする。奥の祭壇の屏は、木彫に彩色して金をほどこしたもの。イエス・キリストの生涯の各場面「受胎告知」「イエスの誕生」「東方の三王礼拝」・・・・等々。だから柵なのね。

 下から見上げた場合を考えて上部の方が大きく彫られているのだという。

 大礼拝堂の向かい側にある聖歌隊席。聖歌隊というと、少年が聖歌を歌うというイメージがあるが、実物の重厚さを見ると絶対違うわと確信する。

 この席は高位聖職者の席。

 この聖歌隊席1541年から6年かけて完成。素材はくるみの木。製作者は見積りを間違え、責任感から自己財産を投じて仕事をしたので、完成後は破産状態になったとか。

 下の段の椅子席はグラナダ王国のカトリックの再征服を記念して製作され、54席の一つひとつが各町の再征服場面を表している。いずれも入城するキリスト教徒がモチーフだという。また彫られている空想上のような動物がおもしろい。

 左右に2台のパイプオルガンがあって、パイプの一部が水平に出ているのが印象的。スペインのパイプオルガンの特徴でもあるらしい。今でも使われている。

 入口近くに「白い聖母」と呼ばれる聖母子像がある。笑顔というのが、この頃はめずらしいのだと。14世紀のフランス・ゴジック様式と言われているが、ルネッサンスを感じさせるという。

 もっと明るいところで見てみたい・・・・・と、内部はたいがい暗いから。

 大祭壇の裏側は見所。外からの自然光を取り入れてある。どういう仕組かわからないけど、華麗という言葉で表現するべきかな・・・・。

 見所がいっぱいなのだが、短時間のこととて、吸収しきれないのが残念。

 宝物庫には200kの金銀宝石でできた聖体顕示台があった。コロンブスがアメリカから持ち帰った金も使われているという。

 コロンブスのスポンサーであったイザベル女王の王冠も・・・・重そう。

 エル・グレコの作品初め数多くの絵が展示されている。

 このあと街中を歩いてサント・トメ教会へ。エル・グレコの最高傑作の「オルガス伯の埋葬」を見るために。入口は大勢の人で順番待ち。待ち時間に絵の説明をレクチャーされたので、本物を見る時にしっかり見れてラッキー。

 1枚の絵の中にたくさんの物語が描かれていて、本当はびっくり仰天物。カトリックの信徒ではない私にとって、本当にこれが理解できたかと言えば、ノーかもしれない。
奥深い絵である。

 バスの中から幾つかの門を見て、マドリードへ向かう。
                                                        依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

                          
 
 

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