ふと気づくと、
いつも同じ場所に同じ物が置いてある。
バッグ、郵便物、上着、買い物袋。
「あとで片づけよう」と思って置いたはずなのに、
気づけばそこが"定位置"になっている。
そんな経験、ありませんか?
そしてそれを見て、
「ちゃんと片づけなきゃな」と思う。
でも実はこれ、
片づけの問題ではないかもしれません。
「とりあえず置く」は、すごく自然な行動
人は基本的に、
できるだけラクな動きを選びます。
・帰ってきたらすぐ荷物を置きたい
・一度座ったら動きたくない
・次に使う場所の近くに置いておきたい
つまり「とりあえず置く」という行動は、
とても合理的なんです。
問題なのは、その場所が
"片づける場所として設計されていない"こと。
その場所、実は「必要な場所」かもしれません
いつも物が集まる場所には、理由があります。
・玄関から入ってすぐの棚
・ダイニングテーブルの端
・ソファの横
・階段の途中
本来は置く場所じゃないのに、
なぜかそこに物が集まる。
それはつまり、
そこに"置きたい理由"があるということです。
片づけても解決しない理由
一度きれいに片づけても、
また同じ場所に物が戻ってくる。
これは「習慣」の問題ではなく、
動線と収納の位置が合っていないサインです。
たとえば、
・玄関に収納が足りない
・使う場所としまう場所が遠い
・一時的に置ける場所がない
こうした小さなズレが、
"とりあえず置き"を生み出します。
今回の施工では、ダイニングの近くに本棚とカウンターを設置しました。
お子様が学校から帰ってきて、宿題や教科書の整理をすることを想定しています。
ダイニング近くに、
"一時置き+収納"の役割を持つスペースを設けることで、
・帰宅後すぐに物を置ける
・あとから無理なく片づけられる
・片付ける場所がはっきりとわかっているから片付けやすい
という変化が生まれました。
収納を増やしたというよりも、
**"置く場所を認めた設計"**にしたことがポイントです。
「片づけやすい家」は、仕組みでできている
片づけが得意な人だけが、
きれいな家に住めるわけではありません。
・無理なく置ける
・自然と戻せる
・動きの中で完結する
こうした"仕組み"があることで、
片づけはラクになります。
「片づけやすい家」は、仕組みでできている
片づけが得意な人だけが、
きれいな家に住めるわけではありません。
・無理なく置ける
・自然と戻せる
・動きの中で完結する
こうした"仕組み"があることで、
片づけはラクになります。
「片づけても、また散らかる」
そんな状態が続いているなら、
それは"やり方"ではなく"家の仕組み"の問題かもしれません。
無理に工事をすすめることはありません。
まずは今のお住まいの写真や状況を、気軽に教えてください。
・ここに物が集まる
・ここが使いにくい
そんな一言でも大丈夫です。