1. あの「お湯が出ない朝」は突然やってくる
南佐久の冬の朝。気温がマイナス10度を下回る日も珍しくありません。
そんなある朝、「お湯が出ない...!」と気づく瞬間、焦りますよね。
実はそれ、給湯器や配管の凍結が原因かもしれません。
屋外に設置された給湯器は冷たい風や放射冷却の影響を受けやすく、
配管内の水が凍ると給湯器が作動しなくなってしまいます。
お湯が出ないだけでなく、ひどい場合は配管が破裂して水漏れに発展することも。
2. 凍結の主な原因と"危険ゾーン"
南佐久エリアでは、特に次のようなケースで凍結トラブルが発生します。
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北側や日陰に給湯器が設置されている
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外壁に露出している配管がある
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長期間お湯を使わない(外出・旅行など)
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古い給湯器で保温ヒーターが故障している
つまり、「いつも通り動いているから大丈夫」と油断しているお宅ほど危険なのです。
3. 凍結予防のためにできること
凍結対策は難しそうに見えて、実は日常の小さな工夫で防げます。
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外配管に保温材を巻く
→ スポンジタイプの保温材を巻き付けるだけでも効果あり。 -
給湯器の電源は切らない
→ 凍結防止ヒーターが動かなくなるため、ブレーカーは落とさないのが鉄則。 -
長期不在時は水抜きを行う
→ 特に年末年始の帰省時には要チェック。
凍結防止ヒーターも10年目安で劣化が進みます。
チェッカーなどで作動確認が必要となってきます。
また修理よりも、省エネ型給湯器への交換を検討するのがおすすめです。
4. リフォームでできる"冬支度"
寒冷地仕様の給湯器(凍結防止ヒーター内蔵タイプ)なら、冬でも安心。
最近は光熱費の節約にもつながるエコジョーズやエコキュートなど、
高効率タイプが人気です。
また、屋外配管を壁内に収めたり、風当たりを防ぐカバーを設置したりするリフォームも有効。
費用はおおよそ10万円〜25万円程度が目安です。
5. 南佐久の冬は"備えた人から快適になる"
冬になると「給湯器が動かない」という相談が急増します。
でも本来は、秋のうちに備えておくのが一番の対策。
南佐久の厳しい寒さに負けない家づくりは、こうした小さな準備から始まります。
凍る前にぜひ一度、配管周りの確認をおすすめします。
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