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ベトナムのお正月について☆☆☆

みなさま、こんにちは!!

日本のお正月はもう終わりましたが、ベトナムのお正月はこれからです。ベトナムでは約1か月後にお正月を迎えます。

コロナが流行する前は、日本に来るベトナム人の増加と共に、ベトナムに行く日本人も増えてきていたそうです。ベトナムのお正月はどんな雰囲気なのかご存知ない方もいらっしゃると思いますので、今回はベトナムのお正月についてご紹介したいと思います。

                    

色々な写真と共にご紹介しておりますので、是非最後までご一読ください。

では、一緒に見ていきましょう!!

ベトナムではお正月のことを「Tết」(テト)と呼び、旧暦でお祝いします。祝日の少ないベトナム人にとって、この期間は1年で一番大事なイベントです。今年のテトは2021212となります。テト前後は会社や学校などは1週間から2週間のお休みとなります。

毎年、テトの元日の1週間前にあたる旧暦1223(つまり今年25)はベトナムで「Tết Ông Công Ông Táo」(オンコン・オンタオの日)と呼ばれる台所の神様の日となります。簡単に言うと、台所の神様が一家の1年の善悪を報告するため鯉に乗って天に昇る日です。

                     

ベトナムの人々はこの日に神様が無事に天に昇れるよう、鯉を湖に放したり、紙で作った鯉や冥器を燃やしたり親戚の集まりやパーティで大盛り上がったりする習慣があります。お供え物としては衣服、帽子、履物、鯉といった伝統的な紙製の冥器です。

                      

オンコン・オンタオの日が終わってから、ベトナムの人々はテトの準備をしていきます。

ベトナムでは昔からの慣習で、テト前の旧暦1223日~30日は、家族みんなで集まり先祖のお墓を掃除したり、お香や果物やお茶を供えたりします。

また、テトの元日の4日前に、「Bánh chưng」(バィン・チュン)というちまきのようなものを作って茹でます。家族みんなで一緒に包んで1日茹でます。

            

バィン・チュンが終わりましたら、町や家の掃除・飾り付けをしたり、買い物や料理をしたり、親戚にテト前のプレゼントを贈ったりして、人々はテトの準備で忙しくなります。

211日(旧暦1230日)はほぼ年の最後日であり、飾り付けるキンカンの木や桃の木は安くなるので、この日に買いに行く人が多いです。また、210日、11日は家族みんなで集まって忘年会を行います。これは普通の食事の形で、先祖の供物台と大晦日に外に置いたテーブルの上に供えます。

                       

テト前夜、ベトナムの若者は家で両親を手伝う人も多いですが、外に出かけて花火を見に行く人も多いです。このあとご説明しますが、ベトナムの人々は花火よりももっと大事なことがあるので、0時前に帰宅しないといけないという習慣がありますが、各県の花火は0時から15分ほど打ち上げますので、0時を過ぎて午前2時・3時頃帰宅する若者も多いです。

                    

花火に興味がない人やお年寄りは家でテレビを見て過ごします。ベトナムの一般的な年末番組は「Táo Quân - Gặp nhau cuối năm」(タオクアン・年末に会う)で、旧年に起きたことをオンタオが神様に報告するイメージの演劇で、1年間の良いこと・悪いことを総まとめにした番組です。テト前の大晦日、20時~22時まで放送します。

「タオクアン・年末に会う」を見終わったら、「Lễ Trừ tịch」(屋外にお供え物をする)を準備します。

ベトナムでは大晦日の23時から元日の1時頃まで、家の外(玄関等)に準備をします。大晦日の夜は旧年の悲しいことを全て忘れて、平穏・神聖の時間を過ごし、新しい年を迎えるという意味を持っています。オンタオの見送りや神様、亡くなった先祖の亡霊を迎えるために食べ物を供えます。

供える物は果物・お香・花・キンマセット(嗜好品)・塩・米・お茶・お酒・紙で作った服・おもちゃのお金・茹でた雄鶏・おこわ・バンチュン/バンテットなどをテーブルの上に置き、お香を炊いてお祈りをします。お香が燃え切ったら、紙の服とおもちゃのお金を燃やします。

    

また、年明けて最初の訪問者が家族の1年の運を決めると信じられています。「ソン・ダット」(Xông đất)と呼ばれています。世帯主の年齢と相性のいい年齢の人、いい子や賢い近所の子供を呼んでくることもあります。このために、大晦日の晩に出かけた人は0時までに帰らなければならないのです。もし0時を過ぎて帰ったら、自分の家の「ソン・ダット」になってしまうからです。

              

元旦にかけて家族みんなで集まり、食卓を囲んで、楽しく話して、お祝いします。この時期、子どもは新しい服を着て、思いきり遊ぶことができ、お年玉ももらいますので、何より嬉しそうです。お年寄りは、健康で長生きしてほしいという気持ちのこもったお年玉を親戚、友達、家族のみんなからもらいます。

              

テトの1日・2日・3日の間で親戚、近所の人の家を訪ねて、良い1年となるよう新年のお祝いをしたり、お酒やお茶などを飲んだり、お菓子を食べたり、楽しく話したりします。

4日から友達、先生、職場の上司や尊敬する人の家にも訪ねて新年のお祝いをしたり、お寺へお参りしたりします。

               

ちなみに、テトにすべきでないことはテトの1日目にゴミを出してはいけないことです。この日にゴミを出すのは、新年の幸運も一緒に捨ててしまうと考えられているからです。
また、物を壊したり、喧嘩をしたり、泣いたり、ドアを閉めるのもNGです。

ベトナムの人々にとってテトに家族とゆっくりとした時間を過ごすことは何よりの幸せです。

ベトナムのお正月はこのような感じです。日本のお正月とは大分違っていると思いますので、機会がございましたら体験してみてはいかがでしょうか。

今回のブログは長文でしたが、最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。

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