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【現場レポート】石下Laboで学んだ「樹脂サッシ vs 複合サッシ」の本当の話

常総市にあるLIXILの工場内には、業者向け技術研究施設「石下Labo」があります。
ここには樹脂サッシ・複合サッシ・玄関ドア・シャッター・日射遮蔽アイテムなど、最新住宅建材がずらりと展示され、実物を触りながら比較できる貴重な場所です。

私たちビルダーと、メーカー、施工業者が一緒になって
・どの商品がどんな場面に適しているのか
・どう選べばコストと性能のバランスがとれるのか
・お客様にとって本当に良い選択は何か
を議論しながら学んできました。

一般的には

「樹脂サッシ=性能が高い」
「複合サッシ=樹脂よりは性能が落ちる」

というイメージがあります。

確かに枠の断熱性能だけを見ると
樹脂サッシ:熱を通しにくい
複合サッシ:外側にアルミを使うことで若干の熱伝導リスク
という違いがあります。

しかし実際の**窓の性能値(熱貫流率:Uw値)**は
ガラス仕様
・複層ガラスか、トリプルか
・Low-Eの種類
・ガスはアルゴンかクリプトンか
・スペーサーや空気層の厚み
によって、大きく変わります。

つまり...

「樹脂か複合か」だけでは性能は語れない。
ガラス性能まで含めた"窓トータル"で判断が必要!

ということを改めて実感しました。

弊社では総合的に判断をし、標準仕様ではTWというアルミ樹脂複合サッシを使用しています。強度や施工性、意匠性を考えこちらを自信を持って提案しています。今回のLaboで学んだ知識をお客様へのご提案へ活かそうと思います。

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