先日、新築住宅の上棟をしました。
木造の上棟する日までには準備があります。今日は土台敷きについて少し説明します。
①基礎工事 地盤を整地し、コンクリートで基礎を作ります。
②土台敷き 基礎の立上りの上に土台を敷き、基礎とアンカーボルトで固定します。その後、一階の床の下地まで作ります。
③足場架設 先行足場とも言い、基礎の回りに足場を組みます。
ここまで準備をし、上棟当日を迎えます。
土台敷きの様子です。
土台の下に敷いているのは基礎パッキンです。
床断熱の場合、床下(基礎空間)に通気が必要なため、写真の黒い部分に小さな穴が空いていて、そこから風が抜けるようになっています。
手前の土台から飛び出しているアンカーボルトは、「ホールダウン」と言います。こちらは柱と基礎を緊結する金物です。
土台の木材に細かい穴が空いていますが、これは注入材といい、工場で事前に薬剤を木材に注入し、シロアリや腐れから守ります。
この後24ミリ厚のベニヤを敷いて準備完了です。
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