築30年近くになる我が家の階段吹き抜けにあるルーバー窓のチェーンが空回りしてしまい、開閉できなくなって困っていました。高所にあるため、自分たちで直すのは難しく、どうしようかと悩んでいたのですが、いつもリフォームでお世話になっているLIXILリフォームショップ佐倉志津の石川さんに相談したところ、すぐに駆けつけてくださいました。 石川さんがはしごをかけて点検してくださった結果、大きな故障ではなく、窓本体とオペレーターユニットを繋ぐビスが外れていただけとのこと。その場でサッと直していただき、あっという間に窓がスムーズに動くようになりました。しかも、修理費用は無料で、さらに新築以来一度もできなかった窓の清掃までしてくださり、本当に感謝しています。 丁寧な対応と、まさか直ると思っていなかった箇所の迅速な修理、そして清掃までしてくださる細やかな気遣いに感動しました。LIXILリフォームショップ佐倉志津さんは、リフォームだけでなく、こうした住まいのアフターメンテナンスも手厚くサポートしてくださるので、とても心強いです。これからも安心して住み続けることができます。本当にありがとうございました。
TOSTEM NCVオペラ ガラスルーバー窓J2030 修理事例：高所用チェーン式ルーバーのチェーン空回り
千葉県 佐倉市 S様邸 2025年6月16日
今回は、築25〜30年の住宅で発生したTOSTEM NCVオペラ ガラスルーバー窓J2030の修理について、詳細な事例を作成します。特に高所用チェーン式のトラブルは、同じ状況でお困りの方にとって非常に参考になるはずです。
1. 窓の特定情報
窓の種類と特徴: LIXIL/TOSTEM製 NCVオペラ ガラスルーバー窓
製品型番：J2030（一般的に幅2尺、高さ3尺の窓サイズを示します）
高所用チェーン式で、壁面に設置されたチェーンを引いてルーバーガラスを開閉するタイプです。高所の窓に採用されることが多く、換気や採光に優れています。
ガラスはR加工が施されており、安全性にも配慮された設計です。
設置場所: 階段吹抜け部
設置時期: 新築時（築25年〜30年）
2. 修理前の症状
長年の使用による経年劣化が主な原因と考えられます。
チェーンの空回り: 壁面のチェーンを引いても、ルーバー窓が全く動かなくなっていました。チェーンを引く際の感触が軽く、内部の駆動部に問題が生じていることが明らかでした。
開閉不能: 結果として、階段吹抜け部の窓を開閉して換気や採光を行うことができず、不便が生じていました。
3. 修理内容の詳細
高所での作業、大変お疲れ様でした。オペレーターユニットと本体連結ビスが外れていただけというのは、よくあるトラブルながらも、高所での作業となると一苦労だったことと思います。
原因の特定: チェーンの空回りの原因は、オペレーターユニットそのものの破損ではなく、オペレーターユニットと窓本体を連結しているビスが外れていただけでした。これは経年や開閉時の負荷により、ビスが緩んだり、固定穴が広がったりしたことが考えられます。
修理作業手順:
安全確保: 階段吹抜け部という高所での作業のため、室内からはしごをかけて作業しました。転落防止のため、はしごの安定を確保し、十分な注意を払って作業を進めました。
既存部品の確認: 網戸を一旦外し、オペレーターユニットの状態を確認しました。すると、ユニット自体は破損しておらず、単に窓本体との連結ビスが外れていることが判明しました。
ビスの再固定: 外れていたビスを元の位置にしっかりと締め直しました。必要であれば、ビス穴の補強や、より長めのビスを使用するなど、再発防止策も検討しました。
動作確認: ビスを固定した後、チェーンを引いてルーバーが全開から全閉までスムーズに動くか、空回りせずにしっかりと駆動するかを複数回確認しました。
4. 修理後の状態と効果
修理によって、窓の機能が完全に回復しました。
機能の完全回復: チェーンを引くだけで、ルーバー窓が軽やかに開閉できるようになりました。チェーンの空回りも解消され、操作時にしっかりとした手ごたえが戻りました。
換気・採光の確保: 窓が正常に開閉できるようになったことで、階段吹抜け部の効果的な換気が可能になり、室内の空気の滞留が解消されました。日中の採光も十分に得られるようになり、空間全体が明るくなりました。
安心感の回復: 高所の窓が安全に操作できるようになったことで、普段の生活における安心感と快適さが向上しました。
5. 修理にかかった費用と時間
費用内訳: 今回の修理は、当社でリフォームをしていただいているため、無料で対応いたしました。ビスの再固定のみであったため、部品代はかかっていません。
作業時間: 高所作業の準備や確認、さらについでに清掃も行ったため、20分から30分程度の時間で完了しました。
6. その他、特記事項
高所作業の危険性と工夫: はしごでの作業は非常に危険が伴います。足元や身体の安定、工具の落下防止など、最大限の注意を払われたことと思います。無理な体勢での作業や、不慣れな高所作業は危険を伴うため、自信がない場合は必ず専門業者に依頼することを強く推奨します。
意外な原因とシンプルな解決策: 今回のように、複雑な故障ではなく「ビスが外れただけ」というシンプルな原因だったにも関わらず、高所という条件が修理を難しくしていたケースは少なくありません。ルーバー窓のチェーン空回りでは、オペレーターユニットと本体連結ビスの緩みや外れが「結構あるメンテナンス内容」であることを、今回の事例が示しています。
経年劣化への理解と無料対応の価値: 築25〜30年という築年数を考えると、ビスの緩みも経年による振動や負荷が蓄積された結果と言えます。今回の無償対応は、お客様にとって大きな安心感につながったことでしょう。今後も他の部品の劣化が進む可能性を考慮し、定期的な点検やメンテナンスの必要性を認識しました。特に高所の窓は点検がおろそかになりがちなので、意識的に確認することが大切です。
LIXILリフォームショップ佐倉志津はメンテナンス体制も充実しています。 窓の不具合はもちろん、住まいに関するお困り事がありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
| 築年数 | 25~30年 |
|---|---|
| 費用（税込） | 〜100万円 |
| 建物種別 | 戸建て |
| 家族構成 | 2人 |
ビフォー・アフター
担当者コメント
LIXILリフォームショップホームウェル佐倉志津 店長 石川 智
築25〜30年経過したルーバー窓の高所用チェーンの空回り、今回のケースは、オペレーターユニット自体の故障ではなく、本体との連結ビスが外れていただけという、比較的軽微な原因でした。しかし、階段吹き抜け部の高所という特殊な環境での作業は、はしごの使用など安全確保が何よりも重要であり、慎重な対応が求められました。 今回のように、長年の使用でビスが緩むことはよくあるメンテナンス事象です。症状だけ見て安易に「オペレーターユニットごと交換が必要」と判断する業者もいますが、今回のケースのようにビスの締め直しで直ることも多々あります。 無駄な費用をかけないためにも、原因の特定をしっかり行うことが重要です。普段目の届きにくい高所の窓だからこそ、定期的な点検が大切になります。 LIXILリフォームショップ佐倉志津では、お客様に安心して住まいを使っていただくために、迅速かつ丁寧なメンテナンス体制を整えています。今後も何かお困り事がございましたら、お気軽にお声がけください。