
雨仕舞いの基本と"弱点"になりやすい部位
住まいの「雨仕舞い」とは
一次防水(屋根・外壁・シーリング等)で
雨を入れない、
二次防水(防水シート・水切り・通気層等)で
入った水を外へ逃がす
この二つを組み合わせる考え方の総称です。
台風や線状降水帯のように
短時間で大量の雨が続くと
排水能力を超えて滞留や
逆流が起こりやすくなります。
すると、わずかな隙間や勾配不良が
一気に不具合として表面化します。
まずは仕組みを正しく理解し
弱点になりやすい部位を
把握し点検することが大切です。
前もって対策を行い、突然の大雨にも
安心できる住まいへ備えましょう。
【大雨時の弱点になりやすい箇所】
◆屋根
◆外壁
◆バルコニー/陸屋根
◆開口部
◆エクステリア

ポイントは、入れないと逃がすの両立です。
線状降水帯の雨は横殴り・吹き上げ・滞留を
同時に引き起こしやすく
開口部や排水まわりの小さな不具合が
被害に直結します。
屋根に登らない!安全セルフチェック
台風・線状降水帯の前後に、地上から点検。
危険を伴う作業は避け、見える範囲を
記録(写真)するだけでも
早期発見につながります。
◆屋外(地上から目視)
【雨樋】
たわみ・外れ・オーバーフロー跡(黒い筋)
【軒天・破風】
シミ・膨れ・塗膜の剥がれ
【外壁目地】
ひび・シーリング痩せ、サッシまわりの汚れ
【ベランダ】
排水口(ドレン)の落ち葉・砂がないか
【窓サッシ】
レールの砂・ゴミ、水の引きが遅い箇所
【玄関ドア】
すき間、水溜まり跡
◆屋内
【天井・壁】
クロスのふくらみ・黄ばみ・継ぎ目の開き
【窓の縁・カーテン】
濡れた跡や変色
【収納・床下点検口周辺】
カビ臭、木部の変色
「水たまり」を無くす
線状降水帯や台風などの大雨の時は
いつもは流れている雨水でも一気にあふれます。
あふれた水はサッシのレールや
部屋側に回り込み、室内の濡れにつながります。
室内に雨水が漏れてしまうと
フローリングの劣化や畳が腐敗します。
夏の暑い時期に濡れてままにすると
カビやダニの発生原因となります。
チェックしておきたい2つの場所
【排水口(ドレン)】
ベランダ端にある水の出口。
ここが詰まると、水がたまります。
【オーバーフロー】
大雨で排水が追いつかない時、非常口のように
水を外へ逃がす穴や通路。ない家もあります。
5分チェック(雨の前日・雨上がりに)
1.排水口にゴミがないか
落ち葉・砂・小さな石・人工芝のくずが
詰まっていないか、目で見て確認。
2. 水の跡(スジ)がないか
サッシの下や壁に、水が流れた後が
筋になって残っていないか。
3. 床面が乾きにくい場所はないか
いつも同じ所だけ水はけが悪い
水が集まる場所を探す。
これを備えていると安心雨対策
◆枯葉(雨樋)ガード
排水口にかぶせるゴミ受け。
詰まりにくくなります。
◆オーバーフローの新設
もし無い場合、非常時の逃げ道を作ると
室内側にあふれにくくなります。
◆排水の近道づくり
いつも同じ所に水が残るなら
排水口を1つ増やす・勾配を付けるなど
改善できる場合があります。
◆土壌の改善
水はけのよい土や砂利にリフォーム。
すぐ効く修繕リフォーム例
▶壁際や手すり根元のひび・スキマの補修
▶床や土間の部分補修〜防水
▶排水口の増設やオーバーフローの新設
部分リフォームでの対応策
シャッター/雨戸

飛来物衝突の緩和、風圧低減、就寝時の安心感。
手動と電動を選択できます。
非常時に手動操作できるタイプもあります。
注意:シャッターは防水装置ではありません。
窓割れリスクを下げる一次防護として有効です。
内窓

気密性UPで吹込み・すきま風を抑え
断熱・遮音・結露抑制も同時に。
居室の体感温度が安定し、雨音のストレスの
軽減にも寄与。1日で施工可能です。
外窓交換(カバー工法)

既存枠を活かしつつ新サッシへ更新し
強度・気密・断熱を総合的に底上げ。
外壁を大きく壊さず施工できるため
居住中工事でも負担が少ないのが特長です。
玄関ドアリフォーム

気密性を上げすきまを根本から改善。
防犯性・断熱性も向上。
一日で完了する工法の採用例が多く
雨天前の前倒し対策として効果的。
かしこく補助金を活用しましょう
断熱窓・玄関ドア・高効率給湯器などの
省エネ改修は、国の補助事業となる
「住宅省エネ2025キャンペーン」の対象です。
リフォーム向けに複数の事業が束ねられ
窓改修(先進的窓リノベ2025)や
省エネ化(子育てグリーン住宅支援事業)
給湯器(給湯省エネ2025)等を
組み合わせて活用できる設計です。

"雨仕舞い×開口部リフォーム"で狙える主な対象イメージ
【窓の性能向上】
内窓設置or外窓交換(カバー工法)
【玄関ドアの断熱改修】
気密・水密の底上げと省エネ性を両立
【給湯の高効率化】
ヒートポンプ給湯機等への更新
"入れない・逃がす"で備える、秋の前倒し対策
台風・秋雨前線、そして線状降水帯による
短時間の集中豪雨に強い家づくりは
雨仕舞いの見直しと
窓・ドアまわりの高性能化が近道です。
まずは安全な範囲で「見える化」
→原因別に最小工事(流す)
→必要箇所を計画工事(入れない)へ。
プロの診断にお任せください。
大正10年創業、地域に根ざした
星野建設グループとして
島原市・雲仙市・南島原市の皆さまの住まいを
安全第一・実直対応でお守りします。
どうぞお気軽にご相談ください。
LIXILリフォームショップ
星野建設 島原店
住所:長崎県島原市田町691-1
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