梅雨でも快適！屋根付きテラスと囲いでつくる外リビングの工夫

"外"を活かす！梅雨でも楽しめるアウトドアリビング＆テラスの工夫

雨の日がちょっと好きになる.png

梅雨でも楽しめる外空間を

近年、日本では気候変動の影響により
降水量や短時間の強雨の頻度が
確実に増加しています。
特に、1時間降水量が50mm以上の
「非常に激しい雨」の発生回数は
1976年から2020年の間で
約1.4倍に増加しています。
これは、急な強い雨がこれまで以上に
頻発していることを示しています。

こうした気象の変化は
私たちの暮らしにも
少なからず影響を与えています。
特に共働き世帯にとっては
朝に晴れていたのに日中突然の雨で
洗濯物がびしょ濡れになる
という悩みが後を絶ちません。
仕方なく毎日室内干しにしているけれど
においや湿気が気になる...
という声も多く聞かれます。
そこで注目されているのが
屋根付きのテラス囲いや
ガーデンルームといった
"外にありながら、雨から守られる空間"です。
天候に左右されずに洗濯物が干せるだけでなく
子どもやペットの遊び場
くつろぎスペースとしても活用できる
多目的空間として支持が広がっています。
外空間をうまく整えることで
急な天候変化への備えだけでなく
家事のストレス軽減や
暮らしの快適さの向上にもつながります。

「せっかくの休日も雨で外に出られない」
「洗濯物が乾かない」
「室内ばかりで息が詰まる」
そんなお悩みを、自宅の外空間の工夫で
解決してみませんか？

実は、テラスやアウトドアリビングといった
"外"の空間を上手に活用することで
雨の日でも快適に、そして
豊かに暮らすことができるのです。

今回は、梅雨時期でも楽しめる
外空間のアイデアを、機能性とデザイン性の
両面からご紹介していきます。

屋根付きのアウトドアリビングで雨を気にせず快適に

雨の日のストレスを減らすために
まず検討したいのが、屋根付きの
アウトドアリビングです。
屋外にありながらも
天候の影響を受けにくいため
「外に出られない日」から
「外で過ごす楽しい日」に
変えることができます。

たとえば、LIXILの「ガーデンルームココマ」は
腰壁や内部日除けを備え、雨除けと
見通しの良さを両立しています。
ほどよい囲まれ感がありながら開放感もあり
ちょっとしたカフェスペースや
読書コーナーとしても最適です。

ココマ.png

また、木目調のテラス屋根「ナチュレ」は
ナチュラルな外観と高い耐久性を兼ね備え
住宅デザインにも馴染みやすく人気です。

ナチュレ.png

外からの風や光を感じながらも
安心して過ごせる屋根のある空間は
お子様の遊び場や屋外での創作活動
ペットの休憩スペースとしても活用できます。

製品選びの際は
「設置する方角」
「日射の強さ」
「隣家との距離」なども
一緒に検討しておくと
より満足度の高い空間づくりができます。

梅雨時期の洗濯物干し場としての活用

梅雨時期は、毎日の洗濯が悩みの種になります。

「部屋干しでにおいが気になる」
「除湿器をつけても乾かない」
「室内がジメジメして困る」
そんなお悩みには、テラス囲いや
ガーデンルームの導入が効果的です。
通風孔を備えたテラス囲いは
風通しを確保しながら雨を防ぎ
洗濯物の乾燥にぴったりです。
さらに、花粉・黄砂・PM2.5といった
大気汚染物質からも
衣類を守ってくれる点が好評です。

LIXILの「サニージュ」は
雨の日でも洗濯物干し場として
快適に使えるだけでなく
将来的には趣味の部屋、収納スペース
子どもやペットの遊び場など
多目的に利用できます。

サニージュ.png

プライバシーと防犯面の工夫

アウトドア空間を快適に保つためには
プライバシーの確保と
防犯性の向上も欠かせません。

「隣家や通行人の視線が気になる」
「夜間の視認性が不安」といった声は多く
設置後に後悔しないためにも
事前のプランニングが重要です。

塀やフェンス、生垣などで囲うことで
プライバシーを守りつつ
空間としての落ち着きも確保できます。

ただし、高さには注意が必要です。
あまりにも高い塀は閉塞感を生むだけでなく
外部からの視認性が悪くなり
防犯上逆効果になることもあります。

LIXILのプラスGシリーズの「Gスクリーン」は
視線を遮りながらも適度な透過性を保ち
風通しやデザイン性にも優れているため
永く愛用できて実用的なフェンスです。

Gスクリーン.png

プランニングの際には
外からの見え方だけでなく
内側からの見晴らしや
明るさもあわせてシミュレーションすると
後悔の少ない仕上がりになります。

雨の日でも楽しめる工夫

雨の日でも気分よく過ごせる
アウトドア空間には
視覚・触覚・聴覚など
五感に訴える工夫が有効です。

たとえば、シンボルツリーや
四季折々の植栽を配置することで
目に優しい景色が生まれます。
また、屋外コンセントがあると
冬場は簡易ヒーター
夏場はサーキュレーター
夜間には照明機器などを設置でき
より快適性が高まります。
夜には間接照明を取り入れて
ライトアップすると雨音を楽しむ
リラックス空間としても活用できます。
防雨型のLEDライトを使えば
安全性と雰囲気の両立が可能です。

美彩シリーズ.png