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今回は災害時における、トイレ問題についてがテーマです。

最近また、地震のニュースをよく見るようになりました。幸い四国ではまだ大きな地震は来ていませ
んが、十分な備えが必要です。先日、ある番組の特集で、災害等により突然トイレが使えなくなった
らどうなるか?という記事を見ました。今後、30年以内に発生すると言われている南海トラフ地震
の確率は80-90%と予想されています。

災害により、断水や停電、汚水機能が停止した場合どのような事態が発生するのでしょうか? 当然、水洗トイレは流せなくなり、何らかの手段で使用できるトイレを確保しなくてはなりません。水や食料が手に入っても、どうしても必要になってくるのがトイレの問題です。災害関連死に大きく関係していると指摘されているのが、トイレを我慢することでエコノミー症候群などの発生リスクが高まり、最悪の場合、死に至る可能性がある出てくる点です。

ここで、最近発生した災害の場合をみてみると、熊本地震の聞き取り調査で備えられてなく困った機能のトップが多目的トイレでした。東日本大震災でも同じ結果でした。清掃の手が足りず、便器の周りが汚れたままの仮設トイレ、さらに高齢者や体が不自由な人にとっては使用さえままならない
状態になり、災害の発生はら数か月間はこの状態が続きました。被災地で支援活動を行う支援員
さんは、その経験から排せつする環境が整わないことにより、人の尊厳が脅かされる点を警告して
ます。トイレが使えない、使えても汚い、怖い、段差があるなどの理由でトイレに行きたくないと思っ
たら、ほとんどの人が水分を控えます。この結果、水分を取らずに動かない状態が長く続くと最悪
の場合死につながるのです。

災害時には自治体の支援やボランティアの支援を受けれるまでには、
少なくても数週間、状況によっては数か月間の時間が必要になります。それまでの期間、すぐに使
える簡易トイレを最小のコミニティーで協力して作ることが必要不可欠になります。
簡易トイレは段ボールとバケツがあれば簡単に作れます。
重要なのは、平常時に簡易トイレの作りかたを経験しておくことと、汚物処理の
ルールを決め、それに従い保管、処理することです。
災害を想定し避難訓練などはよく行われていますが、これからは簡易トイレの
作成経験などもプログラムに取り入れるべきかもしれません。

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