システムキッチン LIXIL シエラ
以前は裏へ行く廊下に面した流し台タイプのキッチンでしたが、今回60センチ奥行のシステムキッチンに変更しました。奥様がシンクに立たれても後ろを人が通れるスペースを確保しました。
LIXIL リノビオV Fタイプ
目と鼻の先に銭湯があり、長年にわたり浴室のない住居でした。その銭湯も数年前に廃業されてしまい、以降裏庭に設置された簡易シャワーユニットをご利用されている状況でした。その空間を最大限活かし1418サイズのユニットバスを今回設置しました。
店舗部分と繋げてリビングダイニングへ
今まで居間として使っていた4帖半の空間と約10帖あった店舗部分をつなげてリビングにしました。今までの2倍以上のリビングスペースが確保でき、ダイニングセットとソファが置けるようになりました。
屋外から屋内へ
今までは裏庭の半外部分に洗面所がありましたが、今回洗面脱衣室としてユニットバスに隣接し、洗面脱衣、そして洗濯機も取り込んだユーティリティスペースに生まれかわりました。
洋室をバリアフリー寝室へ
リビングと接して4帖半の洋室を設け、お体のケアが必要なお父様の寝室にしました。
風情漂う京都ならではのテイストを残しつつもモダンなたたずまいを意識しました。
担当者コメント
LIXILリフォームショップ宮野商事 平山 恵一
大正時代に建てられた建物は何度か改装されているものの、老朽化が進んでおり今後安全、安心に暮らしていけるようにまずは耐震補強工事が必須要望でした。 10年前まで服飾店を営んでおられましたが、その店舗部分は長らく未使用の状況でした。 その店舗部分を居室にするのは勿論、可能な限り広い浴室、そして奥様の一番の要望は使いやすいキッチンでした。 また、京都の街中で、しかも観光客が多い通りでの町家改装でしたので自然と気合が入りました。 お客様の休日である毎週木曜日に打合せを重ね、設計士とプランを練りに練って3か月がかりでまとめることができました。 完工引き渡し後にお客様から満足の一言をいただいたときには感無量でした。 これからも快適な暮らしを継続していただけますようアフターケアをさせていただきたく存じます。