住まいの相談を受けていると、「修理とリフォームって何が違うの?」「リノベーションってどこまでのことを指すの?」という質問をよくいただきます。
それぞれ似ているようで、実は目的も依頼先も大きく異なります。
本記事では、3つの違いと、目的に合わせた会社選びの考え方をわかりやすく整理しました。
1. 修理とは
「修理」は、壊れた箇所や不具合を元の状態に戻す工事です。
水漏れ、建具の不具合、電気スイッチの交換など、日常生活に支障をきたすトラブルの復旧が目的です。
デザインや性能を向上させるものではなく、「現状回復」にとどまります。
目的:機能の回復
依頼先の目安:
小規模な不具合なら、地元の工務店や専門業者が最適です。
地域密着型の職人ネットワークを活かして、スピーディーかつ確実に対応してもらえるケースが多いでしょう。
2. リフォームとは
「リフォーム」は、古くなった設備や内装を新しく整えるための改修工事です。
キッチン・浴室・トイレ・床・壁紙・内窓など、住宅設備を刷新し、快適性やデザイン性、使い勝手を高めます。
目的:老朽化対策・快適性・デザインの向上
依頼先の目安:
製品の品質・保証・補助金制度を含めて安心して任せたい方は、
LIXILリフォームショップ加盟店など、メーカー系専門会社(=弊社)がおすすめです。
弊社では、LIXIL製品を中心に、補助金制度や施工保証、デザイン提案までトータルで対応しています。
3. リノベーションとは
「リノベーション」は、住まい全体を暮らし方に合わせて再設計する工事です。
間取りや配管、断熱性能、照明計画などを見直し、家全体の価値を高めることが目的です。
単なる更新ではなく、「暮らしを変える」ことを前提とした大規模改修を指します。
目的:暮らしの再構築・性能向上・資産価値の向上
依頼先の目安:
設計から施工までを一貫して行える設計施工一体型の会社(=弊社)が理想です!!
明成建設工業では、構造・断熱・動線・デザインを一体で考え、
「快適」「安心」「自分らしい暮らし」を実現するリノベーションを得意としています。
4. 目的に合わせた会社選びが大切
「どこに頼むか」は、工事の内容よりも**"目的"を軸に選ぶ**ことが大切です。
同じ「直す」「新しくする」でも、工事の目的が違えば、適した会社も変わります。
| 目的 | 向いている工事 | 適した依頼先 |
|---|---|---|
| 壊れた箇所を直したい | 修理 | 地元工務店・職人 |
| 設備や内装を新しくしたい | リフォーム | LIXILリフォーム専門会社(弊社) |
| 暮らしを根本から変えたい | リノベーション | 弊社(クラテルリノベ) |
誤った会社選びをすると、
・修理なのに大掛かりな提案をされる
・リノベーションを希望しても、部分リフォームで終わってしまう
といったミスマッチが起こりやすく、結果的に費用や時間が無駄になることもあります。
5. 相見積もりを取ることのデメリット
「とりあえず3社で見積もりを取って比べよう」という方も多いですが、
リフォーム・リノベーションの場合は、必ずしも良い結果につながるとは限りません。
主なデメリット
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条件がバラバラで正確に比較できない
使う製品や工法、含まれる費用項目が異なるため、単純な金額比較が難しくなります。
見た目が安くても、後で追加費用が発生するケースもあります。 -
提案の深さが薄くなる
複数社競合の状態では、各社が「価格競争」に偏り、
本来提案されるべき"暮らし提案"や"性能向上策"が省かれやすくなります。 -
信頼関係を築きにくくなる
価格優先で話が進むと、打合せの主軸が「安さ」になり、
工事後のフォローや将来のメンテナンス面に影響が出やすくなります。
本来、リノベーションは「人と家がどう変わるか」を共に考えるプロセスです。
信頼できる担当者とじっくり話す時間こそ、満足度の高い住まいづくりの近道です。
6. まとめ
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修理は、壊れた箇所を直す目的。地元工務店などに依頼を。
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リフォームは、設備更新や快適性向上を目的にLIXIL製品を扱う専門会社(弊社)へ。
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リノベーションは、間取りや性能を再設計する暮らし再構築型。弊社の得意分野です。
価格だけではなく、**「目的に合った会社を選ぶこと」**が理想の住まいづくりの第一歩。
一覧へ戻る明成建設工業は、リフォームからリノベーションまで一貫して対応し、
暮らしに合った最適なプランをご提案します。
ご相談は無料。まずはお気軽にお問い合わせください。