トイレの便器交換で今までタンク付きトイレをタンクレストイレに変えると
タンクがない分室内が広くなってインテリア性も上がり、お掃除も楽になりますね。
今回はその工事を行う際に気を付けなければいけないことについて
お話しします。
タンク付きトイレ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
トイレで水を流す際、特にマンションでは基準以上の水圧が不足しているとうまく流れなくなってしまいます。
タンクレストイレになると今までタンクに溜まった水で一気に流していたのを、わかりやすく言うと
『水道の蛇口をひねって毎回流す』状態になります。
蛇口からのお水の出が弱いと当然『流れにくい状態』、となります。
ではその 水の出=水圧について、
ちょっと専門的な数字になりますが説明していきますね。
タンクレストイレを設置する際の水圧は、メーカーや機種によって多少異なりますが、一般的には以下の基準が必要とされます。
タンクレストイレに必要な水圧の目安
注意点
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集合住宅の高層階や築年数が古い住宅では水圧が不足している場合があるため、事前の確認が重要です。
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水圧が足りない場合は、ブースターポンプの設置などの対応が必要になります。
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各メーカー(で機種ごとに水圧条件が異なる場合がありますので、製品の取扱説明書や施工説明書で確認してください。
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■LIXILのサティス(タンクレストイレ)ではこのような数字になります
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サティスS(ブースターあり)の場合:0.05 MPa(流動時) が最低使用水圧
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サティスS(ブースターなし)の場合:0.07 MPa(流動時) が最低使用水圧。
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使用水圧の上限静水圧としては 0.75 MPa(静止時) まで対応。
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サティスGについても、流動時最低 0.05 MPa ~ 最大静水圧 0.75 MPa
※これは手洗い部分の水圧検査を行っているところです
水圧検査は必ず必要ではないのですが、ご自宅調査の際にスタッフから申し出があった場合は検査を受けて下さい。
もしご自身でも心配な時はご遠慮なくお申し出下さい。
タンクレストイレ LIXILサティスS
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