リノベーション工事日記 その5は
ベランダの防水工事です
ベランダ防水の劣化は、紫外線や雨風による影響で避けられず
防水層の色あせ、亀裂ひび割れ、膨張、水たまりなどの症状が出てしまっているので
FRP防水工事を行います
FRPとは繊維強化プラスチックの略称で
ガラス繊維などの強化剤で補強されたプラスチックのことです
FRPは強度が高く耐水性、耐久性に優れているのでベランダ、屋上、プール、浴槽など
さまざまな場所で広く採用されています
それでは、FRP防水の施工手順を説明します
まずは
【工程1】 下地調整・高圧洗浄
既存の防水層をサンダーやサンドペーパーなどで削り全て撤去します
この際に釘の浮きなど施工不良につながりそうな箇所を削り取り下地を調整します
次に
【工程2】プライマー
既存の防水層を撤去したら次にプライマーを塗布します
プライマーは防水材がしっかりベランダの下地に密着させるための接着剤のような役割があります

プライマーが終わったら
【工程3】ガラスマット貼り付け
プライマーを全体に塗ったらいよいよ防水面(FRP)を貼り付けます
ガラス繊維を防水面に敷きながらポリエステル樹脂を浸透させ
FRPの防水層を形成します


そして最後は
【工程4】トップコート塗布(上塗り2回)
脱泡作業を行いしっかり防水層を形成したらトップコートを塗布して完成です!!
これで新築時のような防水性能が復活し
雨漏りの心配もなくなりました!!
一覧へ戻る